Author Archive for 松尾 芳郎

「那須の雪崩事故」山に絶対安全などない

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自然を侮ってはならない。これが栃木県那須町の茶臼岳(1915 ㍍)で、雪上訓練(雪訓、せっくん)中に高校生ら8人が雪崩に巻き込まれて死亡した事故の教訓だろう。問題の雪崩の事故は3月27日午前8時半ごろ、茶臼岳の中腹のスキー場付近で起きた。

リージョナル市場に参入、「ズーナム・エアロ」ハイブリッド機

Zunum 10席

ワシントン州カークランド(Kirkland, Washington)に、2013年に設立されたばかりの航空機メーカーが電動航空機で民間航空機市場に参入を計画している。この企業名は「ズーナム・エアロ(Zunum Aero)」、効率の良い電動小型旅客機の開発構想を発表した(今年4月)。

F-3戦闘機は日英共同開発になるか?

RAF 16-10-27三沢基地

航空自衛隊のF-2戦闘機は2030年代の退役が予定されている。この更新として新戦闘機F-3が検討されているが、日本・英国の共同開発になるかも知れない。これは最近の防衛技術開発で両国の協力関係が進む中で浮上した案で、今年3月16日防衛装備庁から“お知らせ”として公表され、関係者を驚かせている。

ロシア軍機、頻繁に我国周辺の領空に接近

04-11ロシア機航跡

北朝鮮による弾道ミサイル発射や核実験の準備、さらには新型弾道ミサイルの公開などに目を奪われる昨今だが、一般にはほとんど報じられなかったロシア軍機による度重なる我国防空識別圏内の飛行・領空接近のニュースがある。

平成28年度(2016)の緊急発進は過去最多

緊急発進回数推移

防衛省統合幕僚監部の発表(29-04-13)によると、平成28年度(2016-04-01から2017-03-30)の航空自衛隊戦闘機による緊急発進(スクランブル)回数は1,168回に達した。他国機による領空侵犯を防ぐため緊急発進を開始した1958年(昭和33年)以降で、最多となった。

防衛省、川重製「C-2」輸送機の開発完了、配備を開始

C-1初号機と3号機

防衛省は3月27日に川崎重工製、日本最大の航空機「C-2」輸送機の開発を完了したと発表した。2001年に開発がスタートしてから16年を経てやっと完成したことになる。翌3月28日には鳥取県美浦基地第3航空輸送隊に3機が配備され、2018年9月まで運用試験を行った後、実際の輸送任務につく。

スペースX社/マスク氏、ファルコン9の打上げ拡大を目指す

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イーロン・マスク氏は、3月31日のファルコン9の1段目の再使用成功を受けて、「2017年中に1段目再使用の打上げを6回行い、2018年にはこれを2倍の回数に増やす」としている。実現すれば、これはまさに宇宙開発の大革命となる。

スペースX、「ファルコン9」打上げロケット1段目の再使用に成功

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電気自動車「テスラ」で有名なイーロン・マスク氏はスペースX社の創立者でもある。スペースX社は、去る3月30日にルクセンブルグ(Luxembourg)のヨーロッパ通信衛星社(SES)の新しい通信衛星 ”SES-10”の打ち上げに「ファルコン9」の1段目を再使用して成功した。これで打ち上げコストの低減に大きな1歩を踏み出した。

素晴らしい運航実績のエアバスA320neo、しかしエンジン問題は残る

A321neo

A320neo (neo=new engine option) が就航してから1年を過ぎ、この間にエアラインとエアバスは運航経験を積んできた。就航直後はPW1100G-JMエンジンで問題が生じ、このためカタール航空が受取りを拒否するなど、混乱が生じたが、今ではエアバスとエアライン各社はA320neoの好調な運航実績に満足している。

「受動喫煙論議」全面禁煙に勝る対策なし

 「百害あって一利なし」と分かっていながらどうしてすっきりと解決できないのだろうか。今回はたばこの話である。

 2020年の東京五輪・パラリンピックに向け、厚生労働省が他人の吸うたばこの煙を吸い込む受動喫煙を防ぐための法案(健康増進法の改正案)をまとめた。焦点の飲食店は原則店内を禁煙にしたが、喫煙専用室の設置を許可、さらにバーやスナックなどの小さな飲食店は例外的に喫煙を認めた。