投稿者: 松尾 芳郎

代理出産、人工授精、体外受精・・・。生殖医療の議論から逃げるな

代理出産

科学や医学の進歩によって法律が想定しない事態が次々と起きて法整備が追いつかない。どうルール作りを進め、高度な技術を活用したらいいのだろうか。最近、こんな思いを強くしている。

 たとえば遺伝子を特定するDNA鑑定。これによって血縁関係のないことが明らかになった場合、法律上の父子関係を取り消せるのかどうかが、2つの裁判で争われている。

スホーイPAK-FA/T-50ステルス戦闘機が着陸時に火災

t-50

事故が起きたのは去る6月10日、PAK-FA/T-50型機の飛行試験用5機の内の1機「T50-5」号機が、飛行を終えモスクワ郊外にあるジューコフスキー(Zhukovsky)空軍基地に着陸した直後のことである。

米空母打撃群(CSG)に挑戦する中国の巡航ミサイル

3M54Eシズラー

米国の軍事アナリストが「西太平洋上で中国軍の巡航ミサイル配備が著しく増強され、米国および同盟諸国は脅威に曝されている」との報告書を出した。6月になり米国のメデイアが相次いで報じた。

先進技術実証機「ATD-X」(心神)、今年末に初飛行

img_4

小野寺五典防衛相は去る4月10日の参議院外交防衛委員会で、『将来の国産ステルス戦闘機「F-3」の試作機となる「先進技術実証機”ATD-X”(心神)」の初飛行を今年末までに実施する』と明言した。

陸自、新型地対艦ミサイルの熊本集中配備を決める

12式SSM

先般、陸上自衛隊は、沖縄列島方面への中国軍による侵攻に備え、新型の地対艦ミサイル「SSM=Surface to Ship Missile」を九州、熊本に集中配備する事を決めた。新型の地対艦ミサイルは「12式」と呼ばれるもので、今年(2014)から教育用として富士学校および武器学校に2輛が配備され、来年(2015)には部隊教育用として4輛が富士教導団特科教導隊に引渡される。

中国空軍機が公海上で我が自衛隊機に異常接近し威嚇

11c-300x213

防衛省は、昨日(6月11日)昼前、東シナ海の公海上空で航空自衛隊の電子情報蒐集機YS-11EBと海上自衛隊の画像情報蒐集機OP-3Cが、中国空軍の戦闘機Su-27 の2機による異常な接近を受けた、と発表した。これは去る5月24日に起きた事件に続くもの。

ボーイング、開発中の777Xの主翼延伸を決定

heres-the-new-boeing-777x-series-that-airlines-are-buying-like-crazy

この主翼の大型化変更を伝えるニュースが、英国および米国の航空専門サイト”FlightGlobal”および”Aviation Week eBulletin”から、6月9日迄に相次いで報じられた。要旨は次ぎの通り。

次世代エンジン“CFM Leap-1”用ファンブレードの量産始まる

CFM56-leap-engine

サフランは、CFM Leap-1エンジンの受注が6,000台に達したことを受け、去る4月に米国ローチェスター(Rochester, N.H.)に、地元の有力企業アルバニー・インターナショナル社と共同でファンブレード製造工場を立ち上げた。既存のフランス工場と併せて年間1,400枚のファンブレードを製造する。そして順次設備を拡張、2019年には生産量を31,000枚まで引上げる予定だ。