カテゴリー: 防衛

巡航ミサイル監視、追跡用無人飛行船「JLENS」の行方

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係留気球から敵軍の状況を偵察しようと云う試みは、220年前のフランス革命で初めて行われた。その後、日露戦争の旅順攻略戦でも港内に停泊するロシア艦隊を日本軍が気球で監視した、と伝えられる。このアイデアが、巡航ミサイル迎撃の手段として再登場、

空自の次期主力輸送機「C-2」量産化は28年度末。強度不足で改修に更に2年を要す。

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航空自衛隊の次期主力輸送機、C-2型の量産が大幅に遅れる。後部胴体の構造強度に重大な欠陥が判明、該当部分の改修などで実戦配備用の機体完成は、平成28年度末迄、延期が正式決定した。

ボーイング、第2四半期の生産機数を公表。B787型の増産が本格化

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ボーイングが7月3日、2014年第2四半期の軍民双方の生産引き渡し機数を公表した。民間機部門はB787型の増産体制の安定で業績は対前年同期7.1%増だったという。

ボーイング、国際航空ショーで次世代対潜哨戒機等2機種を初公開

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世界最大の航空ショーで、ボーイングがB787『ドリームライナー』、初の派生型-9シリーズと米海軍次期対潜哨戒・情報収集機の2機種を初公開する。 ライバル、エアバスの動向を睨んだ上での選択。

米海軍、次世代対潜哨戒・情報収集機『P8A(ポセイドン)』14機目受領。嘉手納に続き第二の飛行中隊、近く誕生。

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米海軍が次世代対潜哨戒・情報収集機、P8A『ポセイドン』の二番目の飛行中隊を近く編成する。海洋進出が著しい中国への牽制と海軍力増強に乗り出したロシアの動きをチェックする体制作りに他ならない。七つの海での力の均衡を変更する動きを阻止するペンタゴンの姿勢だ。

ボーイング、韓国空軍初の空中給油機選定で、正式に名乗り出る

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ボーイングが韓国空軍が機種選定中の初の空中給油機部隊編成で、米空軍向けの次世代機、KC46『ペガサス』を正式提案した。ライバルのエアバスMRTT330と売り込み競争で火花を散らす。2014年12月末迄に機種が決まる。

イラク空軍、露製対地攻撃機『スホーイ・フェンサー』、10機受領

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イラク空軍が露製対地攻撃機、スホーイSu24『フェンサー』、10機がすでにイラク国内に配備済み。反政府武装組織勢力反撃にかかせない。米国からもF16戦闘機36機を購入、6月初め
初号機を受領したが、発注から引き渡し迄、時間がかかり過ぎとの批判が政権内に燻ぶっている。兵器発注の多角化が進むかもしれない。

北朝鮮、日本海へ向け短距離弾道ミサイル、2発を発射

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北朝鮮が、日本海へ向け、短距離弾道ミサイルを発射した。旧ソ連が開発した最大射程、500㌔の『スカッド(SCUD)』だったという。発射の狙いは、対立が深まる、中国への威嚇とのみかたもあるが—————。

スホーイPAK-FA/T-50ステルス戦闘機が着陸時に火災

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事故が起きたのは去る6月10日、PAK-FA/T-50型機の飛行試験用5機の内の1機「T50-5」号機が、飛行を終えモスクワ郊外にあるジューコフスキー(Zhukovsky)空軍基地に着陸した直後のことである。