政治, 社会, 防衛 平和安全法制(安保法制)が施行 by 松尾 芳郎 • 2016年4月3日 昨年9月の通常国会で成立した平和安全法制(安保法制)が、ようやく3月29日に施行された。 一部野党は、国会審議や採決を暴力的に抵抗したが、産経新聞社とFNN(フジ・ニュースネットワーク)の合同世論調査で、安保関連法を「必要」と考える人の割合は同法成立後から増え続け、3月19、20両日の調査では57・4%に上った。 Read more →
医学, 政治, 社会 最高裁判決をきっかけに認知症対策を真剣に考えよう by 松尾 芳郎 • 2016年4月1日 認知症の高齢者が徘徊中に列車にはねられ、JR東海が振替え輸送の費用を家族に求めた訴訟で、最高裁が3月1日、1、2審の判決を覆して画期的な判決を下した。「家族には損害賠償責任がない」という初判断。認知症の高齢者を介護する家族にとって朗報である。 ただし最高裁は「家族が監督義務者に当たるかは総合的に考慮すべきだ」とも判断している。つまり介護する家族に監督義務がなくなったわけではなく、今後もケースごとに個別の事情を考えて決めていかなければならない。 Read more →
航空と宇宙, 防衛 ロシア、中国の艦艇、西日本海域で活動 by 松尾 芳郎 • 2016年3月29日 新しい安保法が施行された前日に、統合幕僚監部の発表によれば(2016-03-28)、午前4時半頃ロシア海軍艦艇3隻が対馬海峡を南下して東シナ海に入った、またほぼ同時刻に中国海軍艦艇2隻が鹿児島県南の大隈海峡を通過、太平洋に向かった。我が国周辺の軍事脅威はますます高まっている。 Read more →
航空と宇宙, 防衛 米空軍の次世代戦略爆撃機[B-21]の主要サプライヤーが決定 by 松尾 芳郎 • 2016年3月26日 米空軍では、これまで[LRS-B]と呼ばれていた計画を、このほどノースロップ・グラマン社(Northrop Grumman)と、800億ドル(約8兆8千億円)で開発する契約を結んだ。開発費の総額は235億ドル(26兆円)に達するものと見られている。そしてこれまでの名称、[LRS-B] (Long-Range Strike Bomber)「次世代型長距離打撃爆撃機」を、21世紀の爆撃機を意味する[B-21]に改めた。 Read more →
政治, 社会 党名は不透明、綱領も政策もこれから ー先に野合ありきの民主党と維新の合流— by 松尾 芳郎 • 2016年3月7日 民主党の岡田克也代表と維新の党の松野頼久代表は、さる2月26日に、両党の合流で正式合意した。 維新が解党して民主党が吸収合併する方式で、新党は衆参両院で150人規模となる。 3月27日の結党大会に向け、これから党名や綱領、ロゴマーク、基本政策などの検討に入りを行う。 Read more →
エネルギーと環境, 航空と宇宙 ボーイングの将来旅客機計画「SUGAR」について by 松尾 芳郎 • 2016年3月5日 ボーイングは、2030-2050年頃に実用化できそうな革新的な“亜音速、環境に優しい民間旅客機研究”「SUGAR」案をNASAに提出した。「SUGAR」とは「Subsonic Ultra-Green Aircraft Research」の頭文字をとった略で、NASAとの契約でボーイング主催の「SUGAR」チームが検討した将来航空機概念だ(2012年5月)。 Read more →