社会 ツアーバス事故、「乗客の命を預かる」という自覚に欠ける by 松尾 芳郎 • 2016年2月1日 長野県軽井沢町で1月15日未明、スキーツアー客39人を乗せた大型の貸し切りバスが崖下に転落し、運転手2人を含む計15人が死亡した。亡くなった13人全員が、将来を嘱望された大学生だった。事故を起こしたバス会社には「乗客の命を預かる」という基本的な自覚がまるでない。 Read more →
航空と宇宙 三菱MRJリージョナル機、顧客への引渡しを2018年に延期 by 松尾 芳郎 • 2016年2月1日 昨年末12月24日、三菱航空機は4度目となるMRJリージョナル機の引渡し延期を発表、2018年中頃に遅らせるとした。これで2008年に開発をスタートしてから引渡しまで10年かかることになる。MRJ開発は2008年3月に始まり、当初は2013年末から納入する予定だった。 Read more →
航空と宇宙, 防衛 米太平洋空軍、ステルス戦闘機「F-22」14機を嘉手納基地に展開 by 松尾 芳郎 • 2016年1月30日 世界最強と言われるF-22戦闘機の海外展開は、4機から8機の規模で行われてきたが、今回の沖縄派遣は14機となり、かってない大規模なのが特徴。エレメンドルフ空軍基地・第3航空団配下の第525戦闘飛行隊に所属する14機が、まず1月20日から相次いで横田基地に到着。そして沖縄県嘉手納基地へ移動は、25日午前に12機、26日午後に2機で、14機すべてが展開し、中国の行動を牽制した。 Read more →
航空と宇宙, 防衛 我が国周辺でロシア軍の動き相次ぐ by 松尾 芳郎 • 2016年1月27日 統合幕僚監部の発表によると、この数日ロシア軍の動きが活発化している。1月23日には艦艇3隻が対馬海峡を北上日本海に入り、1月26日には戦略爆撃機2機が日本列島周回飛行をした。さらに同日ラブロフ外相が「日露平和条約締結と4島領有権問題解決とは無関係」と発言した。 Read more →
航空と宇宙, 防衛 ステルス実証機「ATD-X」、初飛行に向け準備整う by 松尾 芳郎 • 2016年1月26日 2030年頃の実用化を目指して次世代ステルス戦闘機「仮称F-3」の開発が進んでいる。これに先立ち製造した技術実証機「ATD-X」が三菱重工により完成、2月に試験飛行が始まる。また、「F-3」に搭載する高性能エンジンは、IHI製、低バイパス・ターボファンで数々の新技術が組み込まれる。 機体側の開発は、技術データの収集段階にあり、“超音速で兵装庫(weapon bay)ドアを開きミサイル発射の研究”がほぼ終わっている。 Read more →
未分類, 航空と宇宙, 防衛 2016年(平成28)度の防衛予算(その2) by 松尾 芳郎 • 2016年1月21日 平成28年度(2016)の防衛予算案は、我国周辺海空域の安全確保、すなわち「南西諸島に対する攻撃への備え」と「弾道ミサイル攻撃への対応」に重点が置かれ、総額4兆9,300億円規模(GDP対比1%)となる。前年対比の伸び率は2.2%。 防衛費は平成9-15年(1997-2003)の間ほぼ4兆9,000億円台を維持していたが、その後小泉政権、民主党政権の時代で漸減が続いた。安倍政権になってからの4年間は僅かずつ増え今回初めて平成15年(2003)のレベルに戻る。 Read more →