
シリアを巡る情勢に新展開が起きるのか。欧米の軍事関係者が、今後の中東情勢の推移を固唾を呑んで見守っている。イスラエル空軍が10月30日、深夜から翌31日未明にかけ、シリア国内のミサイル貯蔵庫に波状空爆を強行。レバノンの武装勢力『ヒズボラ』に渡る直前の地対空ミサイル等多数の兵器破壊に成功した。露、中国製で固めた防空機能が役に立たなかった訳だが、シリアの梃入れにクレムリンが乗り出すか否かは不透明だ。イスラエルが主張しているイランの核武装阻止で、シリアの武装解除はイラン空爆への途を容易にする。
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