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「もがみ型」護衛艦は、増強著しい中国軍の海洋進出、特に台湾や南西諸島への侵攻の目論見に対抗するため、我国海上防衛の一端を担う次世代型多目的フリゲート。すでに進水済みの同型艦、1番艦「もがみ・FFM-1」、2番艦「くまの・FFM-2」、3番艦「のしろ・FFM-3」の3隻は、それぞれ公試中または艤装中。
就役の予定は「もがみ」、「くまの」は2022年(令和4年)3月、「のしろ」は2022年12月、「みくま」は2023年3月、となっている。
「もがみ型」は年2隻のペースで建造が進められ合計で22隻建造する予定だ。三菱重工が主契約企業となり、同社の長崎造船所とサプライヤーの三井E&S造船玉野艦船工場(現在は三菱重工マリタイム・システムズになっている)で分担して建造される。