航空と宇宙 PW1100G-JMエンジンの故障対策完了には1〜2ヶ月 by 松尾 芳郎 • 2018年3月1日 プラット&ホイットニー(P&W) 社は、PW1000Gギアード・ターボファンに昨年組込みを始めた性能向上型高圧コンプレッサー (HPC) で想定外の故障が発生、その対応が急がれている。対策を完了したエンジンはこの3月から出荷できる見通しだ。 Read more →
航空と宇宙, 防衛 ロシア空軍戦略爆撃機2機が我国の太平洋岸沿岸の全域を往復飛行 by 松尾 芳郎 • 2018年2月25日 防衛省統合幕僚監部(平成30-02-20)によれば、同日ロシア空軍のTu-95型戦略爆撃機2機が我国北方領土の国後島・択捉島間を通過南下し、本州太平洋側の我国防空識別圏(ADIZ)内を侵犯飛行した。2機は南下を続け伊豆諸島の御蔵島と八丈島の間を北西から南東に向け通過してからさらに足を伸ばし、南大東島の南方沖を周回してから北東に変針した。そして沖縄列島東岸沖から本州南岸を北東に進み往路とほぼ同じ経路を飛行、北海道北部周囲を飛んだ後シベリヤ方面に立ち去った。 Read more →
航空と宇宙 三菱MRJの最新情報、性能はスペック値を超えそう by 松尾 芳郎 • 2018年2月24日 開発が遅れている三菱MRJだが、性能は予想よりも良くなりそうだ。空力設計とエンジン性能が予想通りで、今後の細部の改良でさらに良くなる見込みと云う。 2月6日から11日の間シンガポールで開かれた航空ショーで三菱航空機福原営業本部副本部長が記者会見で語った内容を、近着のAviation Week誌 電子版 が、2018-02-13付けで報じた。その内容を中心にして紹介する。 Read more →
社会, 航空と宇宙 スペースX社、惑星間輸送機 ”BFR” の開発を加速 by 松尾 芳郎 • 2018年2月18日 今年(2018)春にはファルコン9型ロケットの最終の生産機が完成し、12月には同社が開発する最初の有人宇宙船ドラゴン(Dragon crew capsule)の試験が予定されている。その先を見据え、マスク社長は、ファルコン9やファルコン・ヘビーの後継機、”BFR”と呼ぶ「惑星間輸送システム」の開発を急ぐよう社内に指示を出した。 Read more →
政治, 社会 前川喜平ら左翼的官僚に汚染される文部科学省 by 松尾 芳郎 • 2018年2月15日 今年は明治150年であり、3年前の平成27(2015)年に「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に登録された。鎖国をしていた日本が開国し、西洋技術を取り入れながら、自国の伝統の技を融合させながら、自らの力で人を育て産業を興した。ところが文部科学省や文化庁は、「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録の申請要請に門前払いであった。元文部科学省幹部の前川喜平や寺脇研らは、「中国や韓国から反発を受ける」「文化審議会の審査対象ではない」などと不快感を示した。 Read more →
航空と宇宙, 防衛 ファルコン・ヘビー打上げ成功、ペイロードを太陽周回軌道に by 松尾 芳郎 • 2018年2月14日 去る2月6日、スペースX社のファルコン・ヘビーの初号機がケネデイ宇宙センター39号発射台から打上げられた。模擬ペイロードである「テスラ(Tesla)・モーター製の赤色のロードスター、スポーツカー」を太陽周回軌道(heliocentric orbit)に投入した。 Read more →