中国軍機、連続4回も石垣、宮古南岸をかすめ宮古海峡を通過、東支那海へ

08-12 H-6爆撃機

防衛省統合幕僚監部の発表によれば、沖縄県南西諸島近辺で中国軍機の活動が平成29年8月8日から異常に活発化している。すなわち;8月9日(水)Y-8 電子戦機1機が宮古、石垣島南東に沿う形で太平洋上から宮古海峡に入り、西に変針し東支那海に向け飛行。(TokyoExpress 2017-08-12 “中国軍機、Y-8電子戦機が沖縄本島・宮古島間を通過“を参照)8月12日(土)H-6爆撃機2機とY-8電子戦機1機が、8月8日と同じ航路を飛行。8月13日(日)Y-8電子戦機2機が8月8日と同じ航路を飛行。

NASA探査機ニュー・ホライゾンズ、カイパーベルトの新目標へ

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NASAの担当科学者たちは探査機「ニュー・ホライゾンズ」の次の目標、遥か彼方にあるカイパーベルト(KBO=Kuiper Belt Object)の天体「2014 MU69」に関するデータの収集に取り組んでいる。天体「MU69」は冥王星からさらに16億kmも遠方にある。ニュー・ホライゾンズは2019年1月1日に「MU69」近辺に到達し観測する予定である。

2017年オシュコシュ・エアベンチャー・ショー

EAA2017ポスター

今年も7月23日から30日の間、全米試作機協会(EAA)が主催する世界最大の航空ショウ「EAA AirVenture 2017」が開かれた。会場のオシュコシュ(Oshkosh, Wisconsin)のウイットマン・リージョナル空港には、世界80ヶ国から55万人以上の航空関係者、愛好家が訪れ、同空港に飛来する飛行機は1万機に達し、期間中は世界一の超繁忙空港となった。今回は空軍からの出展が多かったが、これを含め以下にEAAが今回のハイライトとして紹介した数十種類の機種のうち、主なものを列挙してみよう。

ロシア最大のエアショー「MAKS-2017」と話題の新型機

PAK FA T-50

世界的な国際エアショーとして、「ファンボロー」「パリ・ブルジェ」、それに「ベルリン・シェーネフェルト」が良く知られている。それに続くのがロシアのジューコフスキー国際空港で行われるMAKSエアショーである。出展は大部分がロシア製、西側諸国からの参加は少なく、今回はエアロフロート航空が導入するエアバスA350 XWBなどにとどまった。ここでは我々が普段目にすることのないロシアの注目すべき新型機を中心に紹介しよう。

ロシア製に替わる米国製打上げロケットの開発、最終段階へ

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米国の大型打上げロケットにはロシア製「RD-180」が使われているが、国内で国産ロケットを使用すべし、との声が高まり、検討が進められて来た。これに対応するべく、エアロジェット・ロケットダイン (Aerojet Rocketdyne) は「AR1」、ブルー・オリジン(Blue Origin)は「BE-4」の開発にそれぞれ取り組んでいる。「AR1」は最終設計審査(critical design review)を終わり、「BE-4」は最大推力の試験運転に入る段階にある。