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「新潮45」の休刊問題 新潮社はなぜ、検証しないのか

新潮45

本稿は木村良一氏の寄稿です。「差別的表現だと小誌は考えます」純文学を扱う新潮社の月刊誌「新潮」(11月号)の編集後記に編集長名でこんな一文が掲載された。「これは言論の自由や意見の多様性に鑑みても、人間にとって変えられない属性に対する蔑視に満ち、認識不足としか言いようのない差別的表現だと小誌は考えます」