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航空自衛隊、「将来戦闘機」開発の近況

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防衛省は2020年4月から始まる新年度予算案に、「我国主導の将来戦闘機の開発」を予算金額を明示しない[事項要求]の形で計上した。「将来のネットワーク化した戦闘の中核となる役割を果たすことが可能な戦闘機について、国際協力も視野にしながら我国主導で開発に着手することが必要不可欠である」と述べている。(The Japan’s Defense Ministry proposes to launch Future Fighter development in the next fiscal year., saying it should proceed even if a hoped-for international partnership cannot be arranged.)

防衛装備庁、新戦闘機「F-3」用AESAレーダーを公開

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防衛省では[F-3]に関わる技術について少しずつ公開してきた。すなわち大推力エンジン技術、ネットワーク戦闘技術、大型ウエポンベイ技術、その他である。今回明らかになったのは「高出力小型レーダー技術」の中身、新しい「AESA (active electronically scanned array)」レーダーである。

検討中の国産次世代戦闘機「F-3」は米空軍の「F-22」より大型?

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公表されている我国の次世代型戦闘機「F-3」は、米国のロッキード・マーチン製「F-22」ラプター戦闘機より大きくなるかも。アビエーションウイーク誌電子版(Dec 9, 2016)が伝えた。

我が防衛省が発表した概念設計によると、兵装搭載量を大きくし滞空時間を延長するのに主眼を置いた機体で、「F-22」より全長が長く翼幅はかなり大きくなる。

空自、有人戦闘機と無人機の混成部隊が2030年代に実現

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人工頭脳を使って戦闘機の空中戦をコントロールするのは、対地攻撃を行うよりかなり難しい。このため多くの国では、戦闘機への人工頭脳の適用は対地攻撃に絞って開発を続けている。

しかし日本は、これを越えロボット技術を使う高性能な無人戦闘機の研究に取り組んでいる。有人戦闘機のパイロットが列機(随伴機)として無人機を伴い戦闘に使おうと云う構想である。

我国の次世代戦闘機「F-3」の概念設計が進む

F-3の最新の概念設計

日本が目指す次世代戦闘機F-3は、速度よりも遠距離性能に重点を置き、それに独自に研究を進めている複数の技術を盛り込んだものとなる。すなわち、想定される数的劣勢を跳ね返すため、友軍機と目標視認データの共有化、大型の高性能ミサイルを胴体内へ搭載、退避中でもミサイル誘導が可能、などの技術だ。