2014-1-07 航空評論家、小河正義
図:(防衛省)1月7日中国機Y-12が我国領空に接近した飛行経路
図:(防衛省)飛来したハルピンY-12型機。
防衛省統合幕僚監部は1月7日、中国機の尖閣諸島接近を受けて、要撃戦闘機を緊急発進させたと公表した。
それによると1月7日午前、尖閣諸島北方の東シナ海上空を飛行する国籍不明機に航空自衛隊南西航空混成団の防空システムが気づいた。那覇基地からF-15『イーグル』2機編隊が直ちに発進した。パイロットの目視確認で該当機が中国国家海洋局所属の双発ターボプロップ機ハルビンY-12型機と判明。同機はその後尖閣諸島に160 ㌔まで接近後、大陸方面に向かった。領空侵犯はなかった。
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