三菱重工、鹿児島県川内市のシャトルバスに『電気バス』納入


2014年2月26日     小河正義

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[(三菱重工)鹿児島県川内市に納入する三菱重工製電気バスの外観]

三菱重工は2月26日、鹿児島県川内市のシャトル便用に高性能リチューム二次電池を動力源にした電気バスを納入したと発表した。大規模災害発生時には緊急電力供給源としても活用が可能。同市が推進する次世代エネルギービジョンの広告塔の役割も担う。

三菱重工が納入した電気バスの動力源は同社開発の高性能リチューム二次電池『Mlix』。軽量、コンパクト、信頼性、寿命等で折り紙付き。北九州市がゼロ・エミション社会の実現の一環で導入を決定している。

使用路線はJR川内駅前ー川内港ターミナル(高速船発着)間。シャトル便専用。バスは低床式ノンストップの大型車両。車両デザインは『ドーンデザイン事務所』が担当した。