ボーイング、2014年第1四半期の生産機数を公表


2014年4月4日(08:00)                  Aaron Terruli

ボーイングは4月3日、2014年第一四半期の民間、防衛双方の生産機数を公表した。それによると民間機は4機種で合計、161機。軍用機は6機種で46機だった。

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[(Boeing)急がれる次世代省エネ機、B787型機の増産体制]

民間機の機種別生産機数の内訳はトップがベストセラー機、B737NGシリーズで115機。次いでB777型が24機と好調。B787型機は18機に留まり、増産体制への移行に手間取っている。B747型機は4機。B767型機の引き渡しは無かった。

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[(Boeing)機体価格に比べ、ステルス性能付加で再評価されるF15S戦闘機]

一方、軍用機では、固定翼部門が、F/A18E/F『スーパー・ホーネット』、EA18G『グロウラー』が合わせて11機。生産ライン維持継続のため議会から予算追加を求めており、セントルイス工場関連の雇用確保で実現の雲行きだ。F15型機は4機、C17『グローブマスターⅢ』は3機だった。B737AEW&C型機は1機。P3Cの後継機、P8A『ポセイドン』は引き渡しは無かった。

回転翼はCH47『チヌーク』輸送ヘリが17機、AH64『アパッチ』攻撃ヘリが10機だった。