英国航空事故調査局(UK AAIB )が撃墜されたマレーシア航空、B777型機のブラックボックス解読。(No11:MH17便撃墜事件)


2014年7月23日(JST.18:30)                                John Bosnitch

撃墜されたマレーシア航空、B777型機のブラックボックスの解読作業は、『英国航空事故調査局(UK AAIB)に任される事が確定した。マレーシア政府、マレーシア航空が7月23日午前9時半、正式発表した。ICAO(国際民間航空機関)に事故現場に近い同局が引き受ける事を承認済み。航空事故の原因究明で過去、豊富な経験と実績を持つ英国事故調査局の解読、分析作業は透明性の高い内容になる事は間違いない。

問題のブラックボックスは、マレーシアのナジーブ・ラザク首相自らが事故現場一帯を制圧している親露派反政府組織のボロディ自治共和国首相と交渉の結果、7月21日夜、マレーシア側を経由してICAOへ引き渡される合意が成立。その取り扱いの検討で事故現場に近くブラックボックス解読に精通し、評価の高い『英国航空事故調査局(UKAAIB)』に委ねる事が確定した。マレーシア当局がこの解読に立ち会うという。

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[(Honeywell)FDR(飛行記録計)の膨大なデータはメモリーカードに記録される]