Author Archive for 松尾 芳郎

防衛装備庁、新戦闘機「F-3」用AESAレーダーを公開

18-11 26DMUのコピー

防衛省では[F-3]に関わる技術について少しずつ公開してきた。すなわち大推力エンジン技術、ネットワーク戦闘技術、大型ウエポンベイ技術、その他である。今回明らかになったのは「高出力小型レーダー技術」の中身、新しい「AESA (active electronically scanned array)」レーダーである。

フランス航空教育団来日100 周年記念事業、2019年に日仏で開催

百周年バッジ

日本の航空界はフランスの指導で本格的に発足したと言っても良い。当時の日本政府の要請を受け、フランス政府はフォール陸軍中佐を団長とする「フランス航空教育団」を編成、最新の航空機やエンジンを携行して派遣した。第一次派遣団の50名が来日したのは1919年(大正8年)1月。その後第二次グループが加わり、最大時には63名が日本陸軍および関連民間会社で航空技術の指導に当たった。

インドネシア、ライオンエアのB-737MAX墜落事故の原因

Lion Air 737 MAX

10月29日、インドネシア・ライオンエアのボーイング737 MAX8型機がジャカルタ空港を離陸した直後、海面に墜落した。インドネシアの事故調査委員会の中間報告によると、自動失速防止装置(MCAS)が誤作動をしたのが直接の原因。前日にも同種トラブルが発生したがパイロットがシステムの接続スイッチを切り、無事に目的地に着陸していた。

安田純平さんはなぜ、「自己責任」のバッシングを受けなければならないのか

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本稿は木村良一氏の作成です。安田純平さんの記者会見に出席した。内戦下のシリアで武装勢力によって身柄を拘束され、3年4カ月ぶりに解放された44歳のフリージャーナリスト。その初会見は解放10日後の11月2日、日本記者クラブ(東京・内幸町)で行われた。会見場には386人もの記者やカメラマらが詰めかけ、テレビカメラだけで42台が持ち込まれた。出席者の人数は同クラブの記者会見史上、今世紀3番目の多さを記録した。

2018年11月の中国、ロシア両軍の我国周辺における動き

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10月末から11月の中露両軍の我国周辺での動きは、日露平和条約交渉の動きや、米中間の貿易戦争の激化の影響のためか、多少沈静化しているようにも見える。しかし実態はさほど甘くはない。海上保安庁によると、中国海警局の公船は今月5日以降11日間連続で我国沖縄県石垣市尖閣諸島周辺の接続水域および領海の侵犯を繰り返し、今年の最長記録を更新した。

空自次期戦闘機「F-3」、2025年の初飛行なるか

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政府は2030年度に導入を目指す次期戦闘機「F-3」の開発の是非を数ヶ月以内に決定する。関係筋によると、防衛省は2019会計年度の始まる4月に開発をスタート、2025年に初飛行をしたい、としている。これには2019年から始まる5ヶ年の「中期防衛力整備計画大綱」にどのような形で「F-3」開発計画が盛り込まれるかにかかっている。

スペインのアクスター社がハイブリッド電動航空機を試作 —186席級狭胴型旅客機の実現に繋がるかー

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スペインのハイブリッド電動軽飛行機開発会社「アクスター・エアロスペース(Axter Aerospace)」と米国の「ライト・エレクトリック(Wright Electric)」社は共同で2019年に9席型ハイブリッド電動航空機を試作する。そしてこれを基にして最終的には186席級の狭胴型旅客機の開発を目指している。

小惑星探査ミッション、JAXA「はやぶさ2」とNASA「オシリス・レックス(OSIRIS-Rex)」

小惑星帯

最近「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」に到達したと云うニュースに接するが、同じような探査機NASAの「オシリス・レックス」も同じ小惑星帯の「ベニュー」に間も無く到着する。探査機を小惑星帯に送る目的は、ここにある太陽系生成の過程から取り残された小さな惑星や岩石のかけらを調べることで、地球の歴史、生命創造の過程を知る手がかりを得ようと云うことにある。

「新潮45」の休刊問題 新潮社はなぜ、検証しないのか

新潮45

本稿は木村良一氏の寄稿です。「差別的表現だと小誌は考えます」純文学を扱う新潮社の月刊誌「新潮」(11月号)の編集後記に編集長名でこんな一文が掲載された。「これは言論の自由や意見の多様性に鑑みても、人間にとって変えられない属性に対する蔑視に満ち、認識不足としか言いようのない差別的表現だと小誌は考えます」

10月の我が国周辺における中露両軍の活動

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防衛省幕僚監部が10月中に発表した中国、ロシア両軍の我が国周辺における活動をまとめて報告する。

中国軍の動きはやや控えめであったが、これは米中の貿易摩擦が激化したのに伴い、我国との間の緊張緩和を狙う姿勢とも受け取れる。しかし尖閣諸島近海では、準軍事組織である海警局の武装船舶が連日のように領海侵犯を繰り返している。