投稿者: 松尾 芳郎

ロシア海軍艦艇16隻が宗谷海峡を通過、日本海に向けて航行

せとぎり

防衛省統合幕僚監部の[29-07-06]発表によると、ロシア海軍艦艇16隻が2つのグループに分かれて、相次いで北海道北端の宗谷海峡をオホーツク海から日本海に向けて航行した。本件について我国のマスコミは折からの北方4島共同開発の話に配慮してか、一切報道していない。

米海軍、5月31日に新空母「ジェラルド R. フォード」を受領

フォード出港

米海軍の空母「ジェラルドR. フォード(Gerald R. Ford) 」[CVN 78] は、ハンチントン・インガルス工業-ニューポート・ニース造船所で建造された次世代型空母である。2017年4月8日に試験航海を開始、その後試験を続け5月26日の最終試験を完了し、米海軍は5月31日にニューポート・ニースで「フォード」[CVN 78]の引渡しを受けた。

中國海軍の情報収集艦が津軽海峡で領海侵犯

07-02中國艦1

防衛省統合幕僚監部の発表(29-07-02)によれば7月2日(日)午前10時40分、中國海軍ドンデイアオ(東調)級情報収集艦1隻が北海道松前町の小島南西の我国領海に侵入、航行するのを発見した。午後零時10分頃同艦は小島の南東我国の領海から離れ、津軽海峡を東に進み、太平洋に出た。

新聞ジャーナリズムよ、反骨精神を忘れるな

 獣医学部の新設をめぐる加計学園問題の読売新聞と産経新聞の報道ぶりに驚かされる。安倍政権擁護の「御用新聞」と批判されても仕方ない。読売は情報量が多く、ニュースの分析力もしっかりしていると評価していた。産経は十年間、私が論説委員として社説を書いてきた新聞社だ。それだけに残念である。

ロシア海軍艦艇の動き宗谷海峡で活発化

北方4島のコピー

今年の6月後半、北海道北端の宗谷岬沖を往来するロシア海軍艦艇の動きが活発化している。以下は防衛省統合幕僚監部が発表した内容である。この付近でのロシア海軍の動きは頻繁に起きるためか、一般マスコミは無関心で報道していない。

ボーイング新中型機 (NMA) 構想とエンジン選定

ボーイング NMA

今年のパリ・エアショー (PAS 2017) で注目された一つは、ボーイングが検討中の新中型機(NMA=New Midsize Airplane) 、非公式には797と、その搭載エンジンである。ボーイングはショー期間中にNMAの概要を公表した。エンジンはCFM、RR、PWが開発する高バイパス比のギヤードファンで、推力は40,000-50,000 lbsの規模となる。

2017年パリ・エアショーで初展示される新型機

A321neo

今年のパリ・エアショーに初めて参加する機種の主なものは、ボーイング、エアバスの狭胴型機(narrow body)及び広胴型機(wide body)を始め、ロッキード・マーチンF-35Aステルス戦闘機、そして初めて舞台に登場する三菱MRJリージョナル機である。

ロッキード・マーチンC-130輸送機の性能向上策

空自C-130H

C-130系列輸送機は”空のトラック”とも呼ばれ、2,500 機が作られ世界各国で使われ、1954年以来現在も生産が続いている。胴体後部に生じる乱流空気流を制御し空気抵抗を減らすため、マイクロベーンを取り付ける改修が始まった。

ロシア空軍機、我国日本海の防空識別圏に侵入

10-09 Su24

防衛省統合幕僚監部の発表(29-06-09)によれば、ロシア空軍のSu-24型攻撃機1機が我国日本海の防空識別圏内に侵入、北海道南西付近から青森県、秋田県、新潟県沿岸に沿って南下、能登半島沖で北西に変針、ウラジオストック方面に立ち去った。飛行高度や速度については公表されていない。

航空自衛隊は戦闘機を緊急発進させて領空侵犯に備えた。

ボーイング、ボンバルデイア「C Series」の低価格販売を提訴

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ボーイング(Boeing)は、5月半ば過ぎにカナダ、モントリオール(Montreal)を本拠とするボンバルデイア(bombardier)社を相手取り、米國国際貿易委員会(US International Trade Commission) に、不当廉売の疑いありとして提訴した。

米国の大手航空会社デルタ航空は、2016年4月にボンバルデイア製狭胴型機C Series 100型の購入を選定、確定75機+ オプション50機の購入契約をした。