防衛

令和3年5月、我国周辺における中露両軍の活動と我国/同盟諸国の対応

スクリーンショット 2021-05-30 11.17.11

令和3年5月、我国周辺における中露両軍、および北朝鮮の活動と、我国および同盟諸国の動きに関し、それぞれの公的部門から多くの発表があった。以下にその項目と内容を紹介する。今月の注目すべきニュースは次の通り;―

① 5月11日〜17日、日米豪仏4カ国軍による陸・海・空合同演習 ② 5月19日米空母「ロナルド・レーガン」空母打撃群は横須賀を出港、アラビア海方面へ ③ 5月3日、中国新空母「山東」が南シナ海で演習(The military threats from Russo-Chines Forces around Japanese Island and Taiwan were reported active. Following three were noteworthy ;- 1.Japan, U.S., Australia and French military conduct joint exercise at Kyushu island and East China Sea on mid. May. 2.USS Ronald Reagan and her Carrier Strike Group departed Yokosuka head for Arabian Sea. 3.China’s 2nd aircraft carrier group lead by Shandong hold first combat exercise in South China Sea.)

海上保安庁、 MQ-9B シー・ガーデイアン無人機の導入を検討

20-10-29 八戸共同

海上保安庁は2020年6月26日、海難救助、排他的経済水域(EEZ)および領海への侵犯監視、などに対処するため遠隔操縦無人機(RPA=Remotely Piloted Airplane)の導入を検討すると発表した。これに基づき海自八戸航空基地を拠点にして同年10月15日から11月10日の間、「MQ-9Bシー・ガーデイアン」の運用試験が行われた。「MQ-9Bシー・ガーデイアン」は、米空軍が配備する「MQ-9リーパー(Reaper)」多目的無人機を非武装化した派生型で、米国では国土安全保障省 の税関・国境警備局(CBP)が採用している。(Japan Coast Guard announced June 26, 2020, studying to obtain Remotely Piloted Airplane for search & rescue, reconnaissance, and surveillance purpose. According to the Agency, a General Atomics Aeronautical Systems MQ-9B Sea Guardian made demonstration flights for 25 days long periods in October thru November, 2020. MQ-9B Sea Guardian is a unarmed version of MQ-9A Reaper, deployed for US Air Force. The Customs and Border Protection, US DHS also operates MQ-9B Sea Guardians.)

生命および幸福追求権は国民の権利、外交や防衛、国内諸制度も適正な憲法に‼

憲法改正の手続きに関する国民投票法改正案が5月11日に衆議院本会議で可決され参議院に送付され、今国会の会期中(6月16日まで)に成立する見通しである。
昭和憲法の13条に「立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要」とする国民の権利について、「生命、自由及び幸福追求」と明記されている。国民の生命や財産、自由のために自衛隊員などが頑張っているが、彼らに憲法上の市民権を与えることが急務である。
防衛は、国の大切な役割である。個別的であれ集団的であれ自衛権の行使は、憲法解釈上の問題ではない。
外交とは、血を流さない戦争であり、パワー・軍事力なしでは相手から譲歩を引き出せない防衛力の活用は平和と安全の維持のために常時活用できる体制の構築が必要とされる。
自衛隊と自衛隊員に、憲法上に市民権を与え、誇りをもって国民の負担に応えることは、独立国日本として当然である。まさしく憲法改正こそが、国民の責務といえよう。

令和3年4月、我国周辺における中露両軍の活動と我国/同盟諸国の対応

スクリーンショット 2021-04-29 13.07.02

令和3年4月、我国周辺における中露両軍、および北朝鮮の活動と、我国および同盟諸国の動きに関し、それぞれの公的部門から多くの発表があった。以下にその項目と内容を紹介する。今月の注目すべきニュースは次の通り;― ① 4月17日大臣記者会見 電子戦部隊を全国に展開 ② 4月26日発表 英海軍空母打撃群が近く日本に寄港 ③ 4月03日、27日発表 中国海軍空母艦隊が宮古海峡を往復 ④ 4月05日発表 日仏米豪印合同訓練(ラ・べルーズ)を実施 ⑤ 4月02日発表 米空軍F-22戦闘機と空自F-35A戦闘機、日本海で共同訓練を実施.(The military threats from Russo-Chines Forces around Japanese Island and Taiwanese were reported active. Following five were noteworthy items ;- 1) Japan’s DOD announce to deploys the new electronics war system (NEWS) in six bases around Japan.. 2) UK’s HMS Queen Elizabeth Strike Group will visit Japan. 3) Chinese Aircraft Carrier strike group went and back through Miyako strait. and etc. )

令和2年度(2020)の緊急発進が減少、なぜ?

令和2年度緊急発進のコピー

防衛省統合幕僚監部は令和3年4月9日、「令和元年度の緊急発進実施状況について」として報道向け資料を発表した。周知の内容であるがここに整理して紹介する。
令和元年度の緊急発進回数は725回、前年度より222回減少した。内訳は対中国機が 63 %、他は対ロシア機であった。減少したのは中国機の飛行回数が減ったたためではなく、空自の対処方針が変わり、領空侵犯の恐れがある場合にのみ緊急発進をすることに改めたためとみられる。

令和3年3月、我国周辺における中露両軍の活動と我国/同盟国の対応(その1)

北線弾道ミサイル

令和3年3月、我国周辺における中露両軍、および北朝鮮の活動と、我国および同盟諸国の動きに関し、それぞれの公的部門から多くの発表があった。以下にその項目と内容を紹介する。今月の注目すべき事案は次の通り;―① 3月25日発表 北朝鮮による新型弾道ミサイルの発射 ② 3月19日発表 中国海軍055型レンハイ級ミサイル駆逐艦の出現  ③ 3月19日発表 米海兵隊EABO」ネットワークを通じ島嶼奪回訓練を実施  ④ 3月27日発表 ロシア海軍北方艦隊の原艦3隻が同時に北極の氷上に浮上  ⑤ 3月17日発表 中国海軍強襲揚陸艦「五指山」上陸用エアクッション艇で南シナ海で実戦演習

3月11日、ロシアTu-95MS戦略爆撃機を含む機9機、防空識別圏に侵入

スクリーンショット 2021-03-13 10.49.08

防衛省統合幕僚監部の3月11日発表によれば、ロシア空軍機9機が日本の防空識別圏(ADIZ)に侵入、航空自衛隊はF-15戦闘機を緊急発進させ領空侵犯を防ぐなどの対応をした。空自戦闘機が撮影したロシア機はA-50早期警戒監視機1機のみで、他の写真はない。これは同時期に飛行した2機のTu-95MS戦略爆撃機と、これを護衛するSu-35S戦闘機が3群に別れて飛行して空自機を牽制したため、撮影の機会を失したためと思われる。ロシア軍は、本件についてTu-95MS戦略爆撃機2機と護衛のSu-35S戦闘機が日本海と北西太平洋を飛行した、と報じた。また、途中で日本のF-15戦闘機が飛来した、と報じている。この日は東日本大震災発生から10年目、地震、津波による犠牲者2万人を追悼する行事が行われている最中に、プーチン大統領は空軍機9機を動員、我国を脅かす訓練を指令したと見られる。

令和3年2月、中露両軍の我国周辺における活動と我国/同盟諸国の対応

ミスチーフ礁

令和3年2月、我が国周辺における中露両軍の活動と、我が国および同盟諸国の動きに関し、それぞれの公的部門等から発表があった。以下にその項目と内容を紹介する。中露両軍による我国防空識別圏(ADIZ)や領海侵犯事件はなかったが、中国軍傘下の海警局所属艦艇による尖閣諸島領海侵犯は連日のように続いている。今月の注目すべき事案は次の通り;―

① 2月26日発表 岸防衛大臣の記者会見・尖閣諸島防衛に関連した内容② 2月27日発表 令和2年度日米共同統合防空・ミサイル防衛訓練/図上演習「レジリエント・シールド2021 (Resilient Shieled 2021/回復力の盾2021)」③ 2月4日発表 原子力潜水艦「オハイオ」、沖縄近海で海兵隊と共同演習

スペースX・スターシップ [SN9]、飛行に成功するも着地に失敗

着地失敗

2月2日(火曜日/現地時間)午後2時25分15秒、スターシップ[SN9]は、スペース Xのテキサス州キャメロン郡ボカチカ発射基地から打上げられた。前回昨年12月のスターシップ[SN8]の打上げと同様、3基のラプター・エンジンで上昇を開始。予定した順序に従って、1分58秒後に1基のエンジンを停止、続いて3分26秒後に2基目のエンジンを停止、上昇を続け4分51秒辺りで3基目をカットオフした。そして高度約10 kmに到達。降下の前に([SN8]で問題となった)ヘッダー・タンクへ着陸用燃料を移し終えた。(0n Tuesday, February 2, Starship [SN9] completed second high-altitude flight test followed by [SN8] from launch site in Cameron County, Texas. Similar to the [SN8], [SN9]was powered through ascent by three Raptor engines, each shutting down in sequence prior to the vehicle reaching approx. 10 km altitude. [SN9] performed a propellant transition to the header tank, which hold landing propellant, before reorienting itself for reentry and a controlled aerodynamic descent. On final stage of the flight, during the landing maneuver, one of the engine did not relight and caused [SN9] to crash landing.)