
「弱ければ必ず侵略を誘い、無力であれば、結局は自国の政策を放棄させられる」「力がなければ、もっと崇高な目的でさえ、他国の独善行為によって、押しつぶされてしまう危険があることは、事実なのである。
故キッシンジャー博士は、このように記した。
「弱い日本は狙われている」。
「軍事力・国力を伴わない外交は無力」「力の均衡こそが、平和の前提条件をなしてきた」ことが国際社会の冷厳な事実なのである。
7月3日告示、7月20日投票の第27回参院選は、改選124に欠員1を加えた125議席。与党は自民党が改選数を13下回る39議席、公明党が8議席の計47議席で、非改選の75議席をあわせても過半数の125議席に届かなかった。
自民党の石破茂総裁は非改選を含む与党の過半数維持を「必達目標」と位置づけた。与党には計75人の非改選議員がいるため、自民・公明で50議席を獲得すれば過半数に届くことになる。ただでさえ到達可能な低い目標とされたが、それすらも達しなかった。
参政党は、「日本人ファースト」をスローガンとし14議席に。比例は7議席をとり、選挙区も主要な都府県など複数区で7議席を獲得した。
参院選の焦点は、当初は物価高対策や、現金給付か減税か、であったが、公示後の争点は「減税と外国人問題」となった。
海上自衛隊は2025年5月7日、中国が海洋進出を拡大・強化する南シナ海で、最新型フリゲート「やはぎ/FFM 5」が、イギリス海軍の哨戒艦「スペイ/HMS Spey」、イタリア海軍フリゲート「アントニオ・マルチェリア/IN ITS Antonio Marceglia」と共同訓練を行った。訓練は「自由で開かれたインド太平洋」の維持・実現のために行われた。
(The Indo-Pacific Deployment 2025 (IPD25)’s frigate Yahage/FFM 5 conducted a multinational naval exercise with the Italian Navy IN ITS Antonio Marceglia and the Royal Navy HMS Spey. The three nations Naval exercise aimed to strengthen cooperation to maintain “Free and Open Indo-Pacific”.)
令和7年3月の我が国周辺における中露両軍の活動は、前年末までの状況に戻る。特に台湾周辺での中国軍の行動が目立つ。これに対し我国および同盟諸国は、警戒を緩めることなく抑止力強化に努めている。
(Chinese and Russian’s military maneuvers around Japanese territorial air and sea spaces got back to the state of last year. China’s PLA launches military drills around Taiwan are increased ever. Japan and allies are putting up same level of defensive actions. Following are the details of major issues.)
政府は、さる2月18日、第7次「エネルギー基本計画」を閣議決定しました。
この「エネルギー基本計画」と同時に「GX2040ビジョン」と「地球温暖化対策計画」が閣議決定されました。政府は、これらを一体的に、エネルギー安定供給、経済成長、脱炭素の同時実現に取り組むとしています。
「エネルギー基本計画」は、原子力と再生可能エネルギーを「エネルギー安全保障に寄与し、脱炭素効果の高い電源」と位置付け、とりわけ原子力エネルギーについて、「最大限活用することが必要不可欠」と呼びかけています。
いま電力需要増加への対応は緊急を要します。AI(人工知能)の普及拡大による電力消費の爆発的増加、DX(デジタル・トランスフォーメーション)やGX(グリーン・トランスフォーメーション)の進展もあり、電力需要は激増すると予測されます。
令和7年2月の我が国周辺における中露両軍の活動は前年末までの状況に戻る。これに対し我国および同盟諸国は、警戒を緩めることなく抑止力強化に努めている。
(Chinese and Russian’s military maneuvers around Japanese territorial air and sea spaces got back to the state of last December. Japan and allies are putting up same level of defensive moves as previous. Following are the details of major issues.)