防衛省は海上自衛隊の哨戒能力を向上させるために、ジェネラル・アトミクス社(GA-ASI =General Atomics Aeronautical systems)製の滞空型無人哨戒機MQ-9B シーガーデイアン(SeaGuardian)を選定した、と発表した(令和6年11月15日)。2028年から2038年までに23機を取得する。
(Japan’s Ministry of Defense announced, MQ-9B SeaGaudian has been selected for Maritime Self Defense Force, on November 15. The MQ-9B is remotely piloted aircraft systems made by General Atomics Aeronautical Systems Inc. (GA-AIS), it is a next generation long endurance unmanned patrol plane. Total procurement expected 23 systems by 2038.)
カテゴリー: 政治
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防衛省、GPI日米共同開発でノースロップ・グラマン案を採用
中国、ロシアが進める極超音速滑空体(HGV=Hypersonic Glide Vehicle)の配備に対し、日米両国は共同で次世代型ミサイル防衛システムGPIの開発協定を正式に締結した(May 15, 2024)。米国防総省ミサイル防衛局 (MDA=Missile Defense Agency)は2024年9月25日、GPIはノースロップ・グラマン (NG=Northrop Grumman)社案を採用すると決定した。これを受け防衛省はNG社と共同開発を進めると発表した。
(Japan and the United States signed an agreement on May 15 to jointly develop Glide Phase Interceptor (GPI), next-generation missile defense system defeating hypersonic missiles that are deployed by China and Russia. The U.S. Missile Defense Agency (MDA) announced on September 25, 2024, will proceed with Northrop Grumman to continue development of the GPI, with international partner the Japan Ministry of Defense (MoD).
令和6年10月、我国周辺での中露軍活動と我国/同盟諸国の対応
令和6年10月我国および周辺で、中露両軍は領空・領海の侵犯を含め、その活動を著しく増加した。これに対して我国および同盟諸国は、以下に示す様々な軍事演習を実施、反攻姿勢を明確にした。
(Chinese and Russian military violation inside or around Japanese air space and territorial waters are increasing unprecedented ever in October, 2024. Following are the details of major issues. Responding the militant violations, Japan and allies put various scale military maneuvers.)
“アンドリル”、低価格巡航ミサイル[バラクーダ]を発表
シリコンバレーのスタートアップ国防企業「アンドリル・インダストリー」は、去る9月11日、関係記者に自律巡航ミサイル「バラクーダ」シリーズを公表した。同社によると、このミサイルは容易に改良ができ、低価格で大量生産が可能なので同盟国軍の継戦能力を著しく強化できる。
(The Silicon Valley start-up a defense tech firm “Anduril Industries” unveiled a new line of autonomous cruise missiles “Barracuda”, on September 11. Anduril says they will be able to be easily upgraded and produced in large numbers to increase the Allied military’s stockpile.)
猛反発の「解雇規制の見直し」論議ー中高年労働者を標的とした会社都合の指名解雇の怖れも
小泉進次郎は、自民党総裁選の出馬会見で、「解雇規制の見直し」として、「賃上げや人手不足とともに正規、非正規格差の同時解決」を主張しました。河野太郎も「労働時間規制の緩和」などを打ち出しており、それはまさに「働き方改革」に逆行するものです。
今回の総裁選候補者は9名全員が、5年前に施行された「働き方改革関連法」に、自らも自民党議員として賛成していました。
これまで日本社会の特長とされてきた「分厚い中間層」の崩壊となり、非正規・低賃金の不安定雇用の増大や外国人労働の使い捨ては、犯罪の増加など社会不安要因となっています。
これらは、労働者の生きがいや働きがい、生活向上と安心安全な雇用に逆行するものです。
解雇規制の見直しは、中高年労働者の会社都合の指名解雇を容認することになります。つまり人件費の抑制のため、中高年労働者を企業の外に追い出すことを促進しかねません。