党名は不透明、綱領も政策もこれから ー先に野合ありきの民主党と維新の合流— by 松尾 芳郎 • 2016年3月7日 • 党名は不透明、綱領も政策もこれから ー先に野合ありきの民主党と維新の合流— はコメントを受け付けていません 民主党の岡田克也代表と維新の党の松野頼久代表は、さる2月26日に、両党の合流で正式合意した。 維新が解党して民主党が吸収合併する方式で、新党は衆参両院で150人規模となる。 3月27日の結党大会に向け、これから党名や綱領、ロゴマーク、基本政策などの検討に入りを行う。 Read more →
総選挙は4月24日投票? 参院選と時間差ダブルか by 松尾 芳郎 • 2016年1月4日 • 総選挙は4月24日投票? 参院選と時間差ダブルか はコメントを受け付けていません 今年の通常国会は、正月休みなしで1月4日に召集された。そして会期末の6月1日直後には参院選がある。衆院議員の任期満了(2018年12月)までのスケジュールをみると、予定通り2017年4月に消費税再増税となると、その前後の選挙は難しく2016年中の解散総選挙の可能性が高い。しかも参議院選挙とあわせて、衆議院も解散というダブル選挙もささやかれている。ところが実際の選挙実務の面で、同日選挙は難しいという局面もある。 Read more →
危機の中の民主党、サバイバル戦略はあるのか! by 松尾 芳郎 • 2015年12月24日 • 危機の中の民主党、サバイバル戦略はあるのか! はコメントを受け付けていません 今年も押し迫った12月18日、民主党と維新の党は、統一会派「民主・維新・無所属クラブ」の結成を衆院事務局に届け出た。新会派は計93人。(民主71人、維新21人、無所属1人)。しかし参院では、統一会派とはならなかった。 Read more →
原発の安全性、誇張された被曝リスクは見直されるか! by 松尾 芳郎 • 2015年12月10日 • 原発の安全性、誇張された被曝リスクは見直されるか! はコメントを受け付けていません 現在パリで行われている「COP21」で、オックスフォード大物理学名誉教授ウエード・アリソン氏が提案した地球温暖化対策は、極めて現実的で説得力がある。その主張は「国民と原子力発電所の労働者の被曝許容量の制限値を現行の1000倍に引き上げる」と云うものである。 Read more →
安保法案成立 国家権力監視の視点を忘れるな by 松尾 芳郎 • 2015年10月8日 • 安保法案成立 国家権力監視の視点を忘れるな はコメントを受け付けていません 「戦争法案だ」「いや戦争抑止法案だ」との激しい議論の末、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法案が、9月19日未明に成立した。 これまでにないほど新聞各社のスタンスもはっきり2つに分かれた。朝日、毎日、東京が反対の立場から論陣を張り、これに対し、読売、産経が賛成の立場の主張を繰り広げた。 Read more →
安保法案報道に見る“新聞の自殺”・報道は公正で正確か? by 松尾 芳郎 • 2015年9月7日 • 安保法案報道に見る“新聞の自殺”・報道は公正で正確か? はコメントを受け付けていません 「新聞は嘘を書く。なぜ、安保法案反対派の声や集会だけを取り上げるのか。どうして賛成派の声や集会を取り上げないのか。公正ではない」。大学生にマスメディアについての意見を聞いたレポートの中の一節である。他にも同じ意見があった。 ある放送局の控え室でも音楽関係の女性から「私は沖縄出身です。沖縄の二紙は偏っています。普天間基地の移設でも、安保法案でも反対派の声だけを取り上げます。本土の新聞も同じです。おかしい」と話しかけられた。 Read more →
来夏は衆参同時期の選挙も、消費税の2017年再増税は再延期へ by 松尾 芳郎 • 2015年9月7日 • 来夏は衆参同時期の選挙も、消費税の2017年再増税は再延期へ はコメントを受け付けていません 内閣府が8月に発表した4-6月期の国内総生産(GDP、季節調整値)は、物価変動を除く実質で前期比0.4%減、年率換算では1.6%減で3四半期ぶりのマイナス。GDPの6割を占める個人消費は0.8%減と、消費税引き上げ前の駆け込み需要の反動減が出た2014年4-6月期以来1年ぶり。自民党谷垣幹事長は「先を見通して経済対策を打ち出していくことが必要」と述べ景気対策の必要性を訴えた。デフレ脱却は、いまだ道半ばの情勢であり、政府が景気対策を打ち出すのは確実である。 Read more →
日韓国交正常化と椎名悦三郎 by 松尾 芳郎 • 2015年5月22日 • 日韓国交正常化と椎名悦三郎 はコメントを受け付けていません 2015(平成27)年は日本と大韓民国との日韓国交正常化50周年である。しかし、1910(明治43)年の日韓併合、36年間に及ぶ日本の「韓国統治」という歴史もあり、「最も重要な隣国」(安倍首相)、引越しのできないお隣同士だが、相性が悪い。両国は14年に及ぶ交渉をへて戦後20年目の1965(昭和40)年に日韓基本条約を締結し国交正常化している。 Read more →
テロに屈するな!問われる決意と責任 by 松尾 芳郎 • 2015年2月9日 • テロに屈するな!問われる決意と責任 はコメントを受け付けていません 安倍晋三首相は2月2日、記者団に対し「日本がテロに屈することは決してない。食糧支援、医療支援といった人道支援をさらに拡充する」と明言。「テロと戦う国際社会において、日本としての責任を毅然として果たしていく」との決意を示した。 Read more →
「年末総選挙と平成27年の日本政治」 by 松尾 芳郎 • 2014年12月15日 • 「年末総選挙と平成27年の日本政治」 はコメントを受け付けていません 「自公3分の2圧勝、首相、長期政権へ」(12月15日の産経新聞一面)。安倍晋三首相による奇襲攻撃のような年末の衆院解散・総選挙はその目的を達したようだ。自民党は解散前の293議席から291議席と2議席減らしたが、公明党は31議席から35議席へと躍進し、自公で衆院の3分の2(317)を上回る326議席を獲得した。 Read more →