去る10月13日版Defense Industry Daily紙によると、米国政府国防安全協力局(DSCA=Defense Security Cooperation Agency)は9月26日に「日本政府から4機のE-767 AWACSの近代化改修に関する輸出承認の要請を受理した」と発表した。航空自衛隊はこれまで5回の改修を行なってきた。今回は最大規模の改修となり、完成すれば米空軍E-3G AWCS の最新仕様と同じレベルになり、対中国監視体制が一段と強化される。
カテゴリー: 航空と宇宙
ラオスで国内線旅客機墜落。49人が犠牲
『エア・インディアB787型機、飛行中に胴体外板の一部、剥離』
『4,5年以内に民間航空機メーカー、No1奪還。エアバス、ボーイングに挑戦状』
『4、5年以内に民間航空機メーカー、No1の地位を奪還』ーエアバスのファブリス・ブレジュエCEO兼社長がボーイングに挑戦状を突きつけた。独の有力メディアが報じた。ボーイング製旅客機が寡占していた日本市場で、次世代広胴型機、A350XWB型機の大規模売り込み成功が同社を勢いずけている。自信の背景はA350XWB型機が先行していたライバルのB787″ドリームライナー”を完全に射程内に捉え、加えて次世代、狭胴型機売り込み競争でエアバスA320neoシリーズがボーイングB737MAXシリーズに現時点で6対4の大差をつけた事だ。守勢に回ったボーイングはドル箱機体、B777型機で革新技術採用の次世代型への飛躍を決め、来月、有力航空会社を取り込み、反撃に出る。”ボーイングvs.エアバス戦争”は世界市場制圧の主導権を巡り火がつきそうだ。
エアバスA350 XWBの概要
エアバス、次世代広胴型A350XWBの2号機初飛行成功
B787"ドリームライナー"開発の最高責任者、ボーイングを去る
次世代旅客機の先陣を切った、B787『ドリームライナー』開発の最高責任者がボーイングを去る。地元有力紙『シアトル・タイムズ』でボーイング・ウォッチャーとして知られるドミニック・ゲーツ記者が署名入り記事で報じた。マイケル・ベア副社長(57)が渦中の人物。社内規定の定年迄、十分すぎる時間がある。ライバル、エアバスに対抗する新機種開発で技術分野の不可欠の人材との高い評価を得ている。一時、機体の運航停止に発展したリチューム・イオン電池問題で、担当のマイク・シネット上級部長が先頃、別のポストへ転出したばかりだ。民間航空機のメッカ、シアトルの技術陣で何かが起きているのか?航空界は次の動きを固唾を呑んで見守っている。