18人乗り小型双発ターボプロップ機、ボリビアで着陸失敗炎上


2013-11-04   マーク・デブリン(米フロリダ州マイアミ)

18人乗り小型双発ターボプロップ旅客機が11月3日、ボリア北部で着陸に失敗、大破、炎上した。この事故で乗客8人が死亡、乗員を含む10人が病院に収容されたが何れも重体だという。ボリビアのメディア、BBCニュース等が報じた。

それによると着陸失敗事故を起こしたのは、ボリビア、アエロコン所属のフェアチャイルド・スベリンゲンSA-227AC『メトロライナーⅢ』。同日午後4時15分頃、ボリビア北部リベラルタ空港で着陸時、滑走路から300㍍逸脱。機体は仰向けで大破炎上したという。事故機はボリビア中部のトリニダート発、A4-25便。乗客16人と乗員2人の18人が搭乗していた。全員ボリビア人。

航空当局によると、事故機は機体の技術上の問題を報告していたというが詳細は不明。FAA(米連邦航空局)のデータでは2012年10月米国から中古機体として輸出された。米国籍時代、1999年10月、着陸時にハードランディングで機体を損傷、修理した記録が残っている。同型機は1969~2001年にかけ684機製造。90件の重大事故が報告されている。

–以上−