カテゴリー: 航空と宇宙

シコルスキー、次世代型ヘリ「S-97ライダー」をロールアウト

S-97ロールアウト

S-97は、シコルスキー社が独自に考案、その性能を実証したX2ヘリコプターの技術を基本にして開発した小型戦術用ヘリである。X2は、メインローターを2重反転リジッド・ローターとしてトルクを相殺し、テイル・ローターを廃した。尾部に推進用可変ピッチ・プロペラを装備し、高速飛行を可能とした。

米海軍、早期警戒機E-2Dアドバンスド・ホークアイに「初期運用能力」を付与/配備を開始

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米海軍では、この10月27日に最新型となるE-2D アドバンスド・ホークアイに「初期運用能力(IOC=initial operational capability)」の認定をした。胴体上部にはロッキード・マーチン社製の最新型直径24㌳のAN/APY-9レーダーを搭載している。

ロシア海軍艦艇、対馬海峡を通過、東シナ海に向かう

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10月25日(土)午後1時、海自第4航空群厚木基地所属の 「P-3C」哨戒機が、対馬の北東220kmの海域を南西に航行するロシア海軍太平洋艦隊旗艦スラバ級ミサイル巡洋艦「バリヤーク」以下の4隻の艦隊を発見した。

スカンクワークス、開発中の小型核融合炉「CFR」を公表

核分裂と核融合原理

ロッキードマーチン社の研究チーム“スカンクワークス(Skunk Works)”が密かに開発してきた革命的な原子力発電装置の概要が、このほど明らかになった。これは「CFR」”コンパクト核融合炉(Compact Fusion Reactor)”と呼ばれ、原型炉は5年以内に完成し、10年後には実用炉は出来上がると云う。

平成26年度(2014)上半期の緊急発進が激増

年度緊急発進

平成26年度(2014)上半期の緊急発進回数は533回に達し前年同期の2倍以上に増えた。対象国はロシア機が約6割、中国機が4割となっている。

リージョナル航空の巨人、スカイウエストInc.

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日本では無論のこと米国内でも名前を知られていないこの「スカイウエスト」は米国最大規模のエアラインで、全米、カナダ、メキシコ、カリブ海諸国を結び毎日4,000便の運航している世界で最も忙しい航空会社だ。

ロールアウト直前の三菱 MRJ、3号機の最終組立も開始

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10月18日には、関係者の出席のもと名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場で三菱MRJ初号機のロールアウト式典が行われる。ローンチ・カストマーであるANAへの引渡しは2017年第2四半期に予定されている。

「オライオン」宇宙船用「デルタIVヘビー」を打上げ台に設置

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ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)の「デルタIVヘビー・ロケット」探査飛行試験-1号機(EFT-1)は、9月30日夕刻に打上げ施設37の近くにある水平組立工場から姿を現し、移動台車で打ち上げ施設に向かい、翌日発射台整備棟にセットされた。

ロシア空軍攻撃機「Su-24」、日本海防空識別圏に侵入

Su-24航跡

防衛省統合幕僚本部の発表(2014-10-06)によれば、10月6日ロシア空軍のスーホイ24(Su-24)型攻撃機がシベリア東部より本州北部に飛来、我国防空識別圏内を南下、その後能登半島北部沖から反転して北北東へ退去した。