カテゴリー: 防衛

爆撃機等、中国軍4機の南西諸島接近。空自、スクランブル

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防衛省統合幕僚監部は10月25日夜、中国軍の戦略爆撃機2機と電子戦/情報収集機2機が南西諸島方面に接近したのを受け、航空自衛隊の要撃戦闘機が相次いでスクランブル(緊急発進)行動に出たと発表した。

中国ミニ艦隊、第一列島線超え太平洋に進出。西太平洋で最大規模の演習『機動-5号』を実施中

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防衛省統合幕僚監部は10月24日夜、中国海軍の”ミニ艦隊”が南西諸島を横断する第一列島線を超え、太平洋方面に進出中と発表した。西太平洋海域で実施中の大規模演習『機動-5号』の一環と見られる。

米空軍、次世代空中給油機(ボーイングKC-46A)開発製造が順調に推移

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米空軍の次世代空中給油機(ボーイングKC-46A)の開発製造が順調に推移している。ボーイングによるとテスト用機体4機のうち、このほど3番目の機体組み立て作業がシアトル郊外のエバレット工場で始まったという。2015年、同型機が初飛行するのに備え1号機が来年初頭、製造ラインから姿を現す。

露戦略爆撃機、日本列島接近でスクランブル

10月21日ロシア機

露戦略爆撃機の編隊が10月21日、北海道から本州の日本海側沿いを中心に接近し、航空自衛隊のF-15要撃戦闘機が相次いで緊急発進した。ラブロフ外相の日本訪問が来月に予定され、領土問題を含め日露関係の新たな前進を期待する向きもあるが、同日の爆撃機接近飛行はクレムリンの対日姿勢が甘くない事を浮き彫りにした。

ボーイングにカムバック?アラン・ムラリー(フォードCEO)の去就に注目

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民間航空機のメッカ、米・シアトルでフォードCEO、アラン・ムラリー(68)の去就に視線が集中しいている。来年、フォード社の役員任期切れで、その後引く手あまたのビッグ・ビジネスの誘いを何処に定めるのか。コンピューター・ソフトウェアの最大手、マイクロソフトに向かうのか。それともボーイングの有力株主の間で渦巻く、”古巣”ボーイングに復活するのか。米国の有力メディアもムラリーの今後の動静に、一時たりとも取材体制を緩めていない。

空自、早期警戒管制機E-767 AWACSの性能向上改修を決定

空自E-767

去る10月13日版Defense Industry Daily紙によると、米国政府国防安全協力局(DSCA=Defense Security Cooperation Agency)は9月26日に「日本政府から4機のE-767 AWACSの近代化改修に関する輸出承認の要請を受理した」と発表した。航空自衛隊はこれまで5回の改修を行なってきた。今回は最大規模の改修となり、完成すれば米空軍E-3G AWCS の最新仕様と同じレベルになり、対中国監視体制が一段と強化される。

露、電子偵察機接近で、航空自衛隊スクランブル

10月12日ロシア機_0001

防衛省統合幕僚監部は露、電子偵察機の本州西部接近飛行に対応し要撃戦闘機のスクランブル(緊急発進)で警戒監視に当たったと発表した。 発表によると、航空自衛隊機がスクランブル(緊急発進)したのは10月12日。同日竹島、北東の日本海上空で防空識別圏(ADIZ)に近ずく国籍不明機の反応が防空レーダー上で探知された。直ちに小松、築城各基地から待機中のF-15要撃戦闘機がスクランブル出動し、警戒監視に当たった。

米空軍ICBM(大陸間弾道弾)司令官、解任

米本土に展開するICBM(大陸間弾道弾)部隊を指揮下に置く空軍少将が、内部監査で任務遂行にふさわしくないととして司令官の地位を解任された。核攻撃関連部隊では最近、米・戦略軍(USSTRATCOM)でNo2の要職にある海軍提督がカジノ関連の不祥事で更迭されたばかり。相次ぐ米軍部将官クラスのスキャンダル発覚にペンタゴンはショックを隠さない。

防衛省、今年度上半期のスクランブル実施状況を公表

航空方面隊配置

防衛省統合幕僚監部は10月9日、『平成25年度上半期のスクランブル実施状況』を公表した。最多は対中国機で149回と全体の48%に達した。前年同期に比べ80回の増加。この中には第一列島防衛線・横断往復飛行の初確認や尖閣列島周辺への無人機初出動など、中国人民解放軍の動きは一段と積極さが目立つ。同幕僚監部は中国機へのスクランブル対象機は戦闘機が大半(詳細未公表)で、那覇基地の南西航空混成団の戦力増強は領空侵犯阻止で急務だ。