ボーイングKC-46Aタンカー問題は解決へ

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ボーイング防衛・宇宙・保安部門(BDS=Boeing Defense, Space & Security)は、2011年に米空軍の次世代タンカーとして「KC-46 A」型機を提案、エアバス/ノースロップ・グラマン提案の「KC-30」を退け、条件付きながら175機の受注に成功した。しかしC-17大型輸送機とA-10地上攻撃機への給油試験で新たな不具合が生じ、空軍への納入スケジュールに影響が出てきた。

「民共合作」―シロアリの餌食になる民進党

第24回参議院選挙が6月22日公示、7月10日投票で実施される。

この選挙の焦点は、与党の自民・公明では、対外的には防衛・安全保障の基盤強化、国内的にはアベノミクスの推進に向けた「政治の安定」である。

一方、野党の民進党・共産党のアピールは「一強他弱の打破」であるが、どのような政治を目指すのかが全く見えてこない。

ホンダジェットHA-420の現状(その1)—はじめに

ホンダ工場US

1948年に創業した自動車メーカーのホンダは、今日までに8,000万台の自動車と2億5,000万台のオートバイを製造してきた。同社の技術者、藤野道格(みちまさ)氏を中心とするチームは、1986年に航空機の研究開発に着手、新たな挑戦に乗り出した。1997年にホンダジェットはスケッチとしてその姿を表す。そして2003年にホンダジェットは初飛行に成功、藤野氏をチーフとする技術者たちの“The Power of Dream”「夢の力」が、業界の常識にとらわれない独自の技術を結実させ、革新的な小型ビジネスジェットを生み出した。それがホンダジェットHA-420である。