エアバス、A320neo用エンジンの納入遅れに苦慮

lufthansa-airbus-a320neo

エアバスが米国で組立てた最初の機体が顧客に納入され、これでエアバスは文字通り世界企業となった。同社が設立したモーバイル(Mobile, Alabama)工場で完成したA321neo型機で、同社の営業担当最高責任者のジョーン・リーヒー(John Leahy)氏から4月25日にジエットブルー航空(JetBlue Airways)に引き渡された。

デルタ航空、ボンバルデイアC Series CS100を75機発注

DF-CSERIES_Bombardier

開発資金不足に悩むボンバルデイア(Bombardier)のC Seriesへの支援を検討していたエアバスは、昨年暮れに取止めを決めた。しかし、その後ボンバルデイアの所在地、カナダのケベック州(Quebec)政府が条件付きながら10億ドルの資金供与を決め、さらに今回米国の大手航空会社「デルタ(Delta)航空」が、オプションを含み125機の大量発注をしたことで、状況が劇的に改まった。

「パナマ文書」この税の不公平さに私たち庶民はもっと怒るべきだ

これで税の最大の不公平さに風穴をあけられるかもしれない。中米パナマの法律事務所から流出した膨大な量の内部文書(「パナマ文書」)によって世界の権力者や資産家らが、タックスヘイブン(租税回避地)を利用して自国の課税を逃れている実態が、分かってきたからである。

三菱、先進技術実証機「X-2」が初飛行

F-2開発に係る保管物品について

防衛省技術研究本部(TRDI)計画の次世代戦闘機用の先進技術実証機「X−2」が去る4月22日に名古屋空港を離陸して26分間の初飛行を行った。総額約400億円を投じて完成した「X-2」だが、どのような先進技術を組み込んであるのか、将来の新戦闘機配備計画に中でどのような位置付けになるのか、詳しくは明らかにされていない。