「新型肺炎の流行 背後に社会の歪みが見えてくる」

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本稿は木村良一氏の寄稿です。中国湖北省武漢市の病院が正体不明の肺炎を初めて確認したのが昨年12月8日。年が明けると、中国政府は1月9日に「新種のコロナウイルスを検出した」と公表し、19日からは国家衛生健康委員会が感染者数の発表を開始した。その時点で確認できた感染者はわずか計62人だった。それがいまや、武漢を中心にうなぎ上りに増え続けている。

ボーイング777 X が初飛行、これから証明取得の試験飛行へ

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悪天候で2日遅れたが、1月25日にボーイングは業績回復の期待を込めて開発した最新型の長距離広胴型機 777 Xの初飛行を行った。これからFAAの型式証明取得のための試験飛行が始まる。[777-9]型の1号機 [WH001]が工場に隣接する空港・ペイン・フィールドを午前10時9分に離陸。そして3時間51分の飛行の後、再びペイン・フィールドに着陸した。(After two days of delays due to bad weather Boeing’s 777X, the company’s new long range widebody jet, successfully completed its initial test flight on Jan. 25. The 777-9 took off Paine Field at 10:09 and landed back after 3 hr. 51 min. The plane marks the start of an intense certification campaign. The following is a news story based on the articles of The Seattle Times by Dominic Gates and Aviation Week Network by Guy Norris.)

だったら結婚しなくてよい‼ 愛も信頼もない国民民主党と立憲民主党

本稿は鳥居徹夫氏の寄稿である。通常国会が1月20日から始まった。野党の代表が本会議質問で選択的夫婦別姓に言及したときに、本会議場から「だったら結婚しなくていい」とのヤジ(ツッコミ)があった。その直前の20日には、立憲民主党と国民民主党が昨年来協議を続けていた両党の合流を見送った。このタイミングでのヤジは、まさしく「愛も信頼もない国民民主党と立憲民主党」だから、「結婚しなくてよい」という皮肉にも聞こえる。そのうち共産党との浮気・不倫にまで発展するのだろうか。1月末に、中国の湖北省・武漢から広がった新型肺炎(コロナウィルス)の感染拡大もあって、議員生活の生き残りを賭けた総選挙対策は遠のいた。解散風がなくなれば、野合の必要性もないし、遠心力が強まった。

政局優先の野党、少子化対策が夫婦別姓だって?

本稿は、鳥居徹夫氏の寄稿である。通常国会は、世界的な重大局面となっている中国の新型肺炎(コロナウィルス)問題や、全世代型社会保障制度への改革、消費税増税後の経済政策、自然災害に対する国土強靭化対策、エネルギー安定供給に向けての中東情勢と自衛隊派遣など、本来論議すべき課題は多い。ところが多くの野党は、桜を観る会やカジノ汚職、閣僚辞任などの政府攻撃に終始し、建設的質疑はほとんどなかった。そこへ夫婦別姓に関する自民党の女性議員のツッコミがあり、野党にとっては、賞味期限が過ぎた「桜を観る会」に続く攻撃材料となった。いまや政局優先の野党はもとより国会議員の劣化は、目を覆うばかりである。

ボーイング737 MAXの飛行再開は6月以降にずれ込む?

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ボーイングは1月21日に「現在飛行停止中の737 MAXの飛行再開は、予想から3ヶ月遅れ今年中頃になる」と発表した。飛行停止は今回の発表で15ヶ月以上になる。続けて「737 MAXの顧客、部品供給のサプライヤー、一般の航空機利用客、に多大の迷惑をかけていることをお詫びする」と述べた。(Boeing now projects the 737 MAX won’t get FAA clearance to fly until midyear, about three months further out than previously expected, in a delay that could stretch the plane’s grounding to more than 15 months. Boeing says “We acknowledge and regret the continued difficulties that the grounding of the 737 MAX has presented to our customers, our regulators, our suppliers and the flying public.”)

LiDARの開発と応用 (第1回)

コウモリ飛行

LiDARは光を用いたリモートセンシング技術の一つ。パルス状に発光するレーザー照射に対する散乱光を測定し、目標までの距離やその性質を分析する装置。近年自動運転に必須の技術として注目されている。(LiDAR is one of remote-sensing technologies applying optics. LiDAR may measure the reflected or scattered light from the objects by emitting pulsed laser light to them so that it detects the distance to the said objects and characteristics. LiDAR has been drawn attention as one of the indispensable technologies for Automatic Driving Aid System .)