本稿は、豊島典雄氏の寄稿である。来年1月11日投開票の台湾総統選挙がある。 香港、五十年間保証されたはずの香港の一国二制度はまったく形骸化し、中国の習近平政権の“代官”である林鄭月娥行政長官による民主派への暴力的抑圧がエスカレートしている。台湾も来年の総統選挙次第で、中国寄りの総統誕生となれば、台湾の香港化、中国による統一=併合の可能性がある。台湾の苦悩は明日は我が身である。日米同盟の強化、防衛力の強化が緊要で、台湾との関係強化を急がねばならない。「今日の香港、明日の台湾」とさせてはならない。自由な台湾なくして自由な日本は難しくなる。 我が国台湾政策の強化が緊要である。
安倍最長政権の課題
ボーイング[737 MAX]、1月に運航再開の見通し
ボーイングの発表(2019-10-25)によれば、2度の墜落事故で運航停止が続いている[737 MAX]狭胴型旅客機は、12月にはFAA(米連邦航空局)から飛行再開の認可を受け、来年1月にはESA(欧州航空安全庁)から同様の承認を得て運航を再開する見通しとなった。(Boeing CEO Dennis Mulenburg announced, the grounded 737 MAX after the two deadly crashes in Indonesia and Ethiopia, should get approval to return to service before year-end from FAA, and European Agency will follow January.)
中国の言論統制と日中関係
米空軍、極秘の大型無人偵察機[RQ-180 ]の一部を公表
エビエーション・ウイーク誌はおよそ6年前に空軍が開発中のノースロップ・グラマン製大型無人機を報じた。このステルス無人機は、[RQ-180] 、仮想敵国上空に侵入し「諜報、監視、偵察をするのを任務とする。配備が始まり数を増やしつつある。2010年に初飛行し、2014年末からは運用試験、評価試験が続けられてきた。(Almost six years after Aviation Week reported the existence of a large, classified unmanned air vehicle developed by Northrop Grumman, the aircraft is dubbed the RQ-180, is believed to have been flying since 2010 and under operational test since 2014.)