香港の怒りが中国を追い詰めるか

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本稿は木村良一氏の寄稿です。溜まったマグマが噴き出すように、香港で市民の怒りが爆発した。逃亡犯条例の改正案に抗議した大規模なデモだった。改正案は中国本土への犯罪容疑者の引き渡しを認めている。成立すれば、中国を批判する香港市民が中国に連行されて処罰され、最悪の場合、死刑となる。活動家だけではない。大学教授や学生、言論人、経済人、そして香港で暮らす外国人までもが標的になる。香港から自由がなくなる。

パリ航空ショーでエアバスが発表したA321XLR、ショー期間中に226機を受注

A321XLR写真

エアバスはパリ航空ショーの初日に、長らく期待されていたA321XLRの開発を発表した。A321XLRは、狭胴型機最大の航続距離8,700 kmで、座席当りの燃費は現用機より30%以上少ない。ボーイングが検討中の新中型機NMAより2年早く就航す(Airbus launched the long-expected A321XLR on the opening day of the Paris Air Show. The A321XLR is the single-aisle jetliner offer as next step for the A321neo family. It will offer more range up to 8,700 km, 30 % lower fuel burn per seat than Boeing 757. )

国会議事録の削除を求めた異常なNGO‼ 言論封殺を国会で求めた立憲民主党は異様‼

本稿は鳥居徹夫氏の寄稿です。第198国会は「年金だけでは2,000万円不足」問題だけで、波乱もなく閉会、7月の参院選挙を迎えようとしている。しかし、国会議事録が1年以上公表されないと言う異常事態が起こっていた。それは昨年3月9日の杉田水脈(みお)議員の質疑である。NGOヒューマン・ライツ・ナウの抗議とそれに迎合する立憲民主党などにより議事録が公開されてこなかった。

エアバス創立50周年を迎える

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エアバスは今年のパリ航空ショーで創立50周年となる。1969年のパリ航空ショーで、フランス・ドイツ両国政府が双発広胴型機A300を共同開発する協定に署名したのを創立としている。企業規模は民間機部門でボーイングに匹敵するまでに成長し、これまでに2万機を受注、1万2000機が使われている。(At the Paris Air Show 2019, Airbus celebrate 50thanniversary, since starting 1969 at the Air Show when France and German Government officials signed up to develop twin-engine widebody aircraft A300. Since then Airbus has deliverd 12,000 and received 20,000 orders.)

エアタキシー用の水素燃料電池使用eVTOLが間もなく初飛行

Skai

アメリカの創業間もないベンチャー企業が、5人乗りの電動垂直離着陸機(eVTOL) の製作を進めている。このeVTOLはバッテリーやハイブリッド電動ではなく、水素を使う燃料電池を動力源にしている。5人を乗せて航続時間は4時間、400 miles(640 km)・ほぼ東京―大阪間に相当、の飛行ができる。(A U.S. venture is making a full-scale five-seat electric vertical-takeoff-and-landing(e-VTOL) aircraft that is powered not by batteries or hybrid-electlic propulsion, but by hydrogen fuel cells. The result can fly for 4 hours or up to 400miles between cities like Tokyo and Osaka.)