爆撃機など中国軍機4機、3日連続南西諸島接近。西太平洋往復飛行


2013-10-27    小河正義

 

図:(統幕監部)10月27日の中国軍機の航跡、前日と同じ沖縄本島と宮古島間を通過している。

図:(統幕監部)早期警戒機Y-8型、機番9311、前日と同じ機体、

図:(統幕監部)早期警戒機Y-8型、機番9301、前日と同じ機体、
図:(統幕監部)戦略爆撃機H-6型、機番81217、前日の写真と異なる機体、

防衛省統合幕僚監部は10月27日夜、爆撃機など中国空軍機4機の南西諸島接近に対応し、要撃戦闘機F-15『イーグル』がスクランブル(緊急発進)したと発表した。飛行ルートは25日以来の同種飛行とほぼ重なり、編成も同一だった。中国側の行動が、この先エスカレートするか否かは予断を許さない。

統合幕僚監部によると沖縄県南西諸島に接近してきたのは緊急発進した那覇基地のF-15要撃戦闘機パイロットの報告で双発ジェットの戦略爆撃機、H-6『轟』2機編隊と単独機で別途、飛来した4発ターボプロップ、早期警戒機Y-8型,2機だった。南西航空混成団の防空レーダーによると、10月27日午前から午後にかけ東シナ海上空から宮古島-沖縄本島の第一列島線(中国側の呼称)を超え、西太平洋空域へ数百㌔進出後、同一コースを引き返し大陸方面に去ったという。

航空自衛隊は那覇基地から待機中のF-15『イーグル』要撃戦闘機、複数が発進し、警戒監視任務に就いたという。領空侵犯には発展しなかった。

10月25以来、中国空軍は3日連続、同種飛行を実施している。防衛省統合幕僚監部は一連の中国軍機の行動が西太平洋を含む人民解放軍の大規模な軍事演習『機動−5号』と関連性があると見ているが、背景について分析を急ぐ。在京国際軍事筋は中国が尖閣列島周辺で強攻策に出る前兆と見て極度に警戒している。

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