2013年のエアバス、ボーイング両社の受注と引渡しはともに最高


2014-01-19  松尾芳郎

 

昨年2013年のエアバス、ボーイング両社の引渡し機数は、それぞれ626機と648機で、ともに最高を記録した。これで1999年にボーイングがたてた記録620機を14年振りに更新した。同時に両社は合計で2,858機の純受注を獲得したが、これも年間受注機数としては最高の記録だった。

エアバス、ボーイング比較

表:(Airbus and Boeing) 2013 年の引渡し“0”とある開発中の機体の引渡し開始予定はそれぞれ次ぎの通り。「エアバス」機では、A320neo:2015年10月、A350-900:2014年12月、「ボーイング」機では、737MAX:2017年、777-9X:2020年。これでみると新開発モデルではボーイングの遅れが目立つ。“純受注機数”とあるのは、実際の受注機数からキャンセルあるいは他モデルへの切替え機数を差引いた、純粋の受注機数を表している。

 

2013年の両社合計の引渡し機数は1,274機に達し、2013年の1,189機を超え新記録となった。エアバスは引渡し機数でボーイングに破れたものの、狭胴型機A320ceo/493機でボーイングの737NG/440機を超え、記録を更新した。

純受注数では、エアバスは1,503機となりこれも新記録となった。

これで両社併せた手持ちの受注残は10,639機に達した。

エアバスは、現在のA320ceoの生産、月産42機を増やしながら、2018年中には全て新しいA320neoに切替える計画を進めている。そしてA320neoは月産50機でスタートし、受注がさらに伸びれば倍増する事もあり得るとしている。

−以上−

 

本稿作成の参考記事は次ぎの通り。

Golden Eagles News 2014-01-16 “Analysis: Airbus and Boeing post new orders and output high”

Aviation Week Jan. 13, 2014 “Airbus Eyes A320 Production Rate Rise After Record 2013” by Jens Flottau

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