エアバス、A320ファメリー、6,000号機目を引き渡す


2014年3月12日       John Bosnitch

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[(AIRBUS)エアバスのベストセラー機A320ファミリー、6,000号機目がエア・アラビアへ引き渡された]

エアバスは3月10日、エア・アラビアにA320ファミリー、6,000号機目を引き渡した。節目を祝う式典が同型機の生産拠点、独エアバス、ハンブルグ工場で行なわれた。引き渡された機体は空力性能を向上させ、燃費を節約する『シャークレット』という補助翼が主翼両端に取り付けてある。

A320ファメリーは胴体の長短でA318~A321型機シリーズ迄開発製造中。座席の前後間隔がライバル機より広く1988年初登場以来、急ピッチで市場を拡大。何れ双発単通路機のチャンピオン、ボーイングB737型シリーズの座を奪う勢いだ。エア・アラビアに取って受領した機体は同航空37機目のA320ファミリー機。

同ファミリーは最新の省エネエンジンを搭載したA320neo型機の先行実用化で、ライバル、ボーイングのB737MAXシリーズに市場占有率で6対4の差でリードしている。