露・対潜哨戒機本州の日本海側接近でスクランブル


2014年3月31日(JST.23:50)                小河正義

防衛省統合幕僚監部は3月31日、露・対潜哨戒機が本州日本海側に接近したのを受け、空自・戦闘機が緊急発進したと発表した。

それによると、3月31日、日本海西部を中国地方へ向け南下する国籍不明機の存在に航空自衛隊西部航空方面隊の防空レーダーが探知した。待機中のF-15『イーグル』戦闘機がスクランブルを指示された。該当機に接近、機種を識別した結果、露海軍の対潜哨戒機イリューシンIL-38『メイ』と判明した。

防空レーダーの追尾で、露海軍機は一旦朝鮮半島東方で旋回飛行後、本州の日本海側ぞいに積丹半島西方迄北上。その後針路を西に取り沿海州方面に去った。領空侵犯は無かった。本州日本海側での露・偵察機の接近飛行は3月26日以降、これで4回連続。

米韓合同の軍事演習関連の偵察行動と在京軍事情報筋は見るが、一連の行動の意図を改めて分析中。

露・対潜哨戒機の行動概要

[(防衛省統合幕僚監部)本州日本海側沿いで接近飛行した露海軍機の飛行コース]

対象機(イリューシンIL-38)

[(防衛省幕僚監部)本州に接近、スクランブルの対象機となった露海軍の対潜哨戒機、イリューシンIL-38″メイ”]