イラク空軍、初のF-16戦闘機受領


2014年6月7日(JST.20:30)                              Aaron Terruli

イラク空軍が初のF-16『ファティング・ファルコン』戦闘機を受領した。同型機の引き渡しを祝う式典がテキサス州フォート・ワースのロッキード・マーチンの工場で6月5日、行われた。同プラントは戦闘機の最終組み立てラインがある。 イラク空軍はF-16『ファイティング・ファルコン』を発注。契約は米国防総省が政府間の合意に基づき、実行された。 式典には駐米イラク大使ルクマン・フェリーが出席、ロキード・マーチンとともに引き渡しを祝った。イラク空軍は同型機を導入する28番目の国。旧ソ連時代からミグMig25、Mig29等戦闘機の大半をロシア製に依存してきたイラク空軍は、その傘下から離れた。 F-16は生産開始から、40年、機体の進化は続行中。2017年中の製造が決まっている。同型機はこれ迄に4,540機を生産。第4世代の多目的戦闘機として性能の評価は高い。 Iraq F-16 Inauguration Celebration Roll Out Iraq F-16 Inauguration Celebration Roll Out [(Lockheed  Martin)イラク空軍へのF-16戦闘機引き渡し式典]