ボーイング、B737NG&MAXシリーズで客室の手荷物収納能力を194個(1機当たり)に増強


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[(Boeing)客室上部の手荷物収容棚スペース拡大]

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[(Boeing)アラスカ航空が、B737NG&MAXシリーズで導入する客室手荷物収納棚開発のローンチ・カスタマー]

2014年7月11日(JST.21:30)                          Aaron Terruli

ボーイングの超ベストセラー機、B737NG&MAXシリーズで、客室の持ち込み手荷物収納棚スペースが拡大、1機当たり194個の収納が可能となる。両シリーズでは在来の収納棚のままだと132個で、47%の能力増となる。航空会社の注文で個別取り付けだったのを2015年以降引き渡す機体から、共通化する。乗客に取って、機内の快適性向上と、手荷物収納時の煩わしさから解放される。

新たな客室、手荷物収納棚は『スペース・ビンズ』と呼ばれ、1ヶ所当たり、23×36×56(いずれも㌢㍍)の容積。全体で194個収納でき、既存の『ピボット・ビンズ』に比べ62個、手荷物収容力が増える。

1998年当時に比較、能力は2・5倍に膨らむという。

アラスカ航空が新設計の客室収納棚採用のB737&MAXシリーズのローンチ・カスタマー。