エミレーツ航空、同社50機目のエアバスA380型、受領


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[(AIRBUS)エミレーツ航空、50機目のエアバスA380型機受領式典]

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[(AIRBUS)同上]

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[(AIRBUS)記念すべき機体での国連人道物資支援輸送協力]

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[(AIRBUS)同上]

2014年7月11日(JST.08:50)                               John Bosnitch

エミレーツ航空は7月10日、独北部のハンブルグ空港で同航空50機目のエアバスA380型機を受領した。2008年の導入開始からわずか6年で世界最大の超巨人機運航体制を整えた。エミレーツ航空は最終的に同型機136機の購入契約を結んでいる。ティム・クラーク社長は『過去4年間で航空史上、比類なき高度成長を遂げた』。

南仏ツールーズと並び、ハンブルグにはエアバス第2の製造拠点がある。節目となるA380型機のエミレーツ航空への引き渡しで、ドバイ空港へ人道支援物資40㌧以上のフェリー輸送に協力する。湾岸屈指のドバイ空港はエミレーツ航空のハブ空港だけでなく、国連人道支援組織のデポセンター機能を果たしている。

エミレーツ航空の高速成長は、ドバイ空港が世界の大半の有力空港と直結する利便性を与えられ、物流等、湾岸の経済基盤確立で大いに貢献した。同航空設立者の慧眼と言ってもいい。

エミレーツ航空のエアバスA380型機の搭載エンジンはP&W、GEの米2強航空エンジンメーカーが手を結んだエンジン・アライアンスGP7200。

エアバスによるとA380型機は現在、37の空港で4分に1機、発着する人気機種に成長した。