投稿者: 松尾 芳郎

党名は不透明、綱領も政策もこれから ー先に野合ありきの民主党と維新の合流—

民主党の岡田克也代表と維新の党の松野頼久代表は、さる2月26日に、両党の合流で正式合意した。

 維新が解党して民主党が吸収合併する方式で、新党は衆参両院で150人規模となる。

 3月27日の結党大会に向け、これから党名や綱領、ロゴマーク、基本政策などの検討に入りを行う。

ボーイングの将来旅客機計画「SUGAR」について

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ボーイングは、2030-2050年頃に実用化できそうな革新的な“亜音速、環境に優しい民間旅客機研究”「SUGAR」案をNASAに提出した。「SUGAR」とは「Subsonic Ultra-Green Aircraft Research」の頭文字をとった略で、NASAとの契約でボーイング主催の「SUGAR」チームが検討した将来航空機概念だ(2012年5月)。

 「ジカ熱と小頭症」感染拡大の向こうに健康弱者がいる

WHO(世界保健機関)が2月1日、蚊が媒介する感染症の「ジカ熱」について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。緊急事態宣言は、一昨年8月のエボラ出血熱以来のことである。

 ブラジルなど中南米でアウトブレイク(流行)し、日本でもブラジルから帰国した川崎市の高校生が感染していたことが最近、分かった。このジカ熱、妊婦が感染すると、小頭症の子供が生まれる危険性が指摘されている。

EUは2019年に革新的旅客機の開発を決めるか

胴体尾部エンジン案

エアバスが出資するEUの航空機設計機構「Bauhaus Luftfahrt」は、EUが主唱する「Clean Sky 2航空宇宙研究プログラム」の一つとして、「胴体尾部に装備するハイブリッド型電気推進装置(PFC=Propulsive Fuselage hybrid-electric concept)」の具体案を発表し、小型の実証機を作り試験することを提案した。

航空輸送70年間における安全性向上歩み-(その3)

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エビエーションウイーク誌創刊100周年記念の4番目の記事として「過去半世紀以上で航空輸送の安全性がいかに向上したか」、その歩みを書いた”Staying Alive” Bill Sweetman and John Croft共著、がJan 18-31, 2016号に掲載された。以下はこれを基にしてまとめたもの。−3

航空輸送70年間における安全性向上の歩み-(その2)

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エビエーションウイーク誌創刊100周年記念の4番目の記事として「過去半世紀以上で航空輸送の安全性がいかに向上したか」、その歩みを書いた”Staying Alive” Bill Sweetman and John Croft共著、がJan 18-31, 2016号に掲載された。以下はこれを基にしてまとめたもの。−2

航空輸送70年間における安全性向上の歩み-(その1)

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エビエーションウイーク誌創刊100周年記念の4番目の記事として「過去半世紀以上で航空輸送の安全性がいかに向上したか」、その歩みを書いた”Staying Alive” Bill Sweetman and John Croft共著、がJan 18-31, 2016号に掲載された。以下はこれを基にしてまとめたもの。ーその1

中国艦隊、対馬海峡から日本海へ、津軽海峡を通過、我国を周回し房総半島沖で偵察行動?

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既報の「1月27日(水)に東シナ海から対馬海峡を北上し日本海に入った4隻の中国艦隊」は、その後2月2日(火)午後に、青森県竜飛岬沖から津軽海峡を通過、太平洋に向かった。同月4日から8日にかけてそのうちの一隻「ドンデイアオ級情報収集艦」が、千葉県房総半島沖の我国接続水域の外側で北東と南西に向け往復航行を繰り返してから三宅島と八丈島の間を通り南西方面に立ち去った。

ロシア機が本州沿岸に接近、北朝鮮の弾道ミサイルに備える我国の防空体制を偵察

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北朝鮮の弾道ミサイル発射(2月7日)に対するロシア、中国の対応は興味深い。発射を阻止するのではなく、発射に備えた我国などの対応を調べるのに躍起となっている。このことを我々は見逃すべきではない。

中国海軍艦艇および中国空軍情報収集機など相次ぎ対馬海峡を通過—改定

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北朝鮮の弾道ミサイル発射が近くなってきた。我国は弾道ミサイル防衛(BMD)能力を持つイージス艦「こんごう」および「みょうこう」などを洋上に展開、陸上ではパトリオットPAC-3迎撃ミサイルを要地に配備し、万一の事態に備えている。

中国もこれに関連して海軍艦艇と早期警戒機などを日本海に進出させた。我国の北朝鮮弾道ミサイル対応を監視し、情報を収集するのが目的と想像される。