投稿者: 松尾 芳郎

無意味なバリアフリーはなくそう 東京オリンピック開催決定 

2020年の夏季オリンピック・パラリンピックの東京での開催が、9月8日に決まった。東京に56年ぶりに聖火がともる。冬季の札幌(1972年)、長野(98年)と合わせると、日本では4回目の五輪になる。五輪決定のニュースは日本に大きな希望をもたらした。これから7年間、少子高齢化と不景気にあえぐ日本社会に活力を与えてくれるだろう。

 新聞やテレビなど各メディアも競って五輪決定の吉報を伝えた。そんななか10日付の新聞各紙の社説を読むと、ひとつ気になる点がある。

「臨床研究のデータ改竄」と「美白化粧品の被害」 背景に規制の甘さがある

高血圧治療薬の臨床研究データ改竄と、肌がまだらに白くなる美白化粧品の被害。この2つがここ最近、大きな医療問題になっている。片方は医薬品で、もう一方は化粧品とその対象は違うものの、問題の本質は同じだろう。どこがどう同じなのか。そこを分析しながらあらためて薬との付き合い方を考えてみたい。

 生体移植の背後に横たわるドナー不足 この解決を忘れまい

ジャーナリストにはことあるごとに思い出し、記憶にとどめる努力を怠ってはならない取材対象があると思う。私にとってそのひとつが移植医療であり、その背後にでんと横たわる深刻な脳死ドナー(脳死下での臓器提供者)不足だ。

 今年7月2日付の朝刊各紙に報じられた岡山大病院(岡山市)の生体肺移植手術のニュースが、そんな私の思いに再び火を付けた。

日航、エアバスの次世代広胴型機56機導入。同航空初のエアバス旅客機採用

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日航がエアバスの次世代広胴型機A350型シリーズ、56機(仮発注を含む)の導入を決めた。契約総額は公表機体価格換算で約9,500億円と推定される。業界の慣行で、今回のような大規模な発注では最大5割近いディスカウントが見込まれるケースも少なくない。2019年からの就航開始に備え日航は運航、整備、営業など社内の準備を急ぐ。日航が欧州製の旅客機採用(合併前の日本エアシステムA300型機のケースを除く)は今回が史上初。日本の民間航空機市場はボーイング社が数十年以上、寡占状態。日航がライバル機のB777-X型機を袖にした訳で、シアトルのボーイング民間航空機部門に衝撃が走った。

次世代型ファルコン9ロケットv.1.1、発射に成功

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ファルコン9 version 1.1は、原型のファルコン9 v.1.0を改良した次世代型ロケット。原型の v.1.0はこれまでケープカナベラル空軍基地(Cape Canaveral AFB, Florida)から5回の発射に成功しており、これには「ドラゴン(Dragon)」カプセルによる国際宇宙ステーション(ISS)向け貨物輸送3回が含まれている。今回の打上げ成功で、今後はファルコン9の打上げはv.1.1型のみになる。

安倍首相、医学部新設の検討指示。東北地方の医師不足対応

安倍首相は10月4日、下村博文、文部科学相に医学部新設の検討を指示した。東北地方の医師不足解消の切り札となる。村井宮城県知事の陳情に直ちに対応した。有力候補値は仙台、首都圏が浮上。早稲田、同志社の医学部構想がどう絡むか注目の的だ。医学部新設解禁が実現すれば1979年以来。

防衛省、飛行開発実験団司令を更迭

防衛省は10月4日、岐阜基地所在の航空自衛隊・飛行開発実験団司令を更迭したと発表した。部下の女性隊員へのセクハラ疑惑の内部告発による措置。上級部隊付きへ配置転換したが、セクハラ問題で将官クラスの制服組幹部が更迭された例は最近は無い。

ボーイング、2013年第3四半期の納入実績発表

ボーイング社は10月3日、2013年の第3四半期の納入実績を公表した。民間機は170機で、うちB787″ドリームライナー”型機は23機。増産体制が軌道に乗ってきた。

ナイジェリアの商都ラゴス空港で小型旅客機(乗客20人)墜落。15人の死亡確認

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10月3日アフリカ中部のナイジェリアで小型旅客機が墜落、現地当局によると15人の死亡が確認された。BBCニュース、ロイター通信等が報じた。搭乗名簿では日本人と見られる乗客はいない。