投稿者: 松尾 芳郎

私たちは次の感染拡大にどう備えたらいいのだろうか

『流行性感冒』㈪

本稿は木村良一氏の寄稿です。パンデミック(世界的流行)を続ける新型コロナウイルス感染症は今年の秋から来年にかけて日本国内で第2波、第3波の流行を巻き起こすというのが、多くの専門家の見方である。ウイルスの感染力や病原性(毒性)は強まるのか。私たちは新たな感染拡大にどう対応し、どう備えたらいいのだろうか。手元に『流行性感冒』という本がある=写真。新書版より少し大きいサイズで、函(ケース)が付いている。サブタイトルが『「スペイン風邪」大流行の記録』」。

三菱航空機、スペースジェットの試験飛行を中止、生産も中断

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『新型コロナ・ウイルスの蔓延で、航空業界は甚大かつ広範囲な影響を受けており、回復には数年を要すると見込まれる。このような中、三菱を取り巻く事業環境の変化を踏まえ、従来の開発活動から、適切な規模・スピードでM 90の型式証明取得に取り組むべく、組織・活動の見直しを行う。2020年度は、現在の設計を機体レベルで整理・確認すること、および3,900時間を超えた飛行試験データの検証に注力する。

ボーイング、飛行停止中の737MAXの生産を再開

737MAXの現況

ボーイングは5月27日水曜日、米国内でワシントン州内の1万人を含む合計12,300人の人員整理を発表したが、同時に737 MAXの生産の再開すると公表した。ボーイング民間航空機部門CEOのスタン・デイール氏は同日の午後従業員を前にして「今日からレントン工場生産ラインの再稼働のための準備を開始する」と言明した。( On May 27th when Boeing announced more than 12,300 jobs cuts in the U.S. including 10,000 of those in Washington State, with push the button on restarting 737 MAX production. Boing Commercial Airplane CEO Stan Deal said “Today, teams in Renton started to worm up the factory’s production line” in a message to employees 27th afternoon.)

天の川銀河ブラックホールの爆発放射が宇宙空間を照らす

フェミル・バブル

およそ350万年前に、我が「天の川銀河」の中心にある超巨大なブラックホールが爆発して膨大なエネルギーを放出した。その頃アフリカに出現していた人類の祖先は、夜空を明るく照らす光を射手(いて)座 (Sagittarius)の方向に見たに違いない。この光はその後100万年の間続いたと思われる。(About 3.5 million years ago, the massive black hole at the center of our Milky Way galaxy flashed an enormous burst of energy. Our Primitive ancestors, already afoot on the African land, likely would have witnesses this flare overhead in the constellation Sagittarius. It might have consisted for one million years.)

クルードラゴン、NASA宇宙飛行士を乗せISSに到着

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スペースX・クルードラゴン宇宙機が、NASA宇宙飛行士2名、ロバート・ベーンケン、ダグラス・ハーレイ両氏が搭乗して、フロリダ州ケネデイ宇宙センター39A号発射台から5月30日午後3時22分(東部夏時間/ETD)にファルコン9 ロケットで打上げられ国際宇宙ステーションに向かった。(For the first time in history, NASA astronauts have launched form American soil in a commercially build and operated American crew spacecraft on its way to the International Space Station. The SpaceX Crew Dragon carrying Robert Behnken and Douglas Hurley lifted off at 3:22 p.m. EDT Saturday on the Falcon 9 rocket form Launch Complex 39A at Kennedy Space Center.)

新型コロナウイルスによる重症化と感染死をいかに防ぐか

本稿は木村良一氏の寄稿です。新型コロナウイルスの緊急事態宣言が全面解除されたからといって、ウイルス自体が消えてなくなったわけではない。感染すると、2割の人が重症化して最悪の場合、死に至るという病態は変わらない。ここは正しい知識に基づいて正当に怖がる必要がある。どんなメカニズムで重症化が起きるのか。何が容体を悪化させるのか。いま、新型コロナウイス感染症の重症化と感染死をいかに防ぐかが、私たちに問われている。

令和2年5月、我が国周辺における中露両軍の活動 および 米国CSBAの報告 “日本に挑戦する巨竜”

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令和2年5月、我が国周辺における中露両軍の活動として統合幕僚監部が発表した中露両軍の活動は1件のみ、しかし、中国海警局艦艇による沖縄県尖閣諸島周辺の領海、接続水域への侵犯は4月中旬から1日も休むことなく5月末日まで48日間連続した。この中には、5月8日、9日に発生した魚釣島領海で操業中の我国漁船への追尾事件も含まれる。殆どの我国マスコミは報道しなかったが、注目すべき報告書が米国で5月19日に発表された。米国の有力研究機関CSBAが、日中海軍力を比較した「日本に挑戦する巨竜:日本の海洋パワーに対する中国の見解」と題する報告書である。(According to the Japan’s MOD Joint Stuff, Russian and Chinese Forces movement around the Japanese Islands was one. The Chinese Coast Guard Ships, however, has being penetrates Japan’s territorial waters around Senkaku Islands, since mid-April to the end of May for 48 consecutive days. On May 19, a major US sink-tank CSBA issued a report titled “Dragon against the Sun”, describing “Chinese views of Japanese Seapower”.)

スペースX ・スターシップ、高度150mの跳躍飛行へ

月面着陸

NASAは4月30日、月面有人着陸計画「アルテミス(Artemis Program)」に向け、スペースXが開発中の「スターシップ(Starship)」を月―地球間の輸送機として選定した。契約は、設計・製作費として1億3,500万ドル、を支給、スペースXは2020年代中期に宇宙飛行士数名を乗せて月に輸送する。「スターシップ」は、月や月周回軌道上の宇宙基地と地球を往復する輸送機で、機内は広く多数の人員や貨物を輸送でき、月面基地の維持に重要な役目をする。(NASA selected SpaceX to develop a Lunar optimized Starship to transport crew and cargo between lunar orbit and Moon surface for NASA’s Artemis program. The Starship can fly many times between Moon/lunar orbit space station and Earth without flaps or heatshield. With large habitable and storage volume, Starship can deliver large amount of cargo and people on the lunar station.)

テキストロン・セスナ 408 スカイクーリエが初飛行

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テキストロン・エビエーションのセスナ(Cessna) 408 スカイ・クーリエが5月17日にウイチタ(Wichita, Kansas)東部にあるビーチ・フィールド空港で初飛行した。セスナ408は双発の多用途機で、2時間15分の飛行だった。これから初号機を含む5機で型式証明取得の作業が始まる。(Textron Aviation Inc. announced today the successful first flight of new twin utility turboprop, the Cessna SkyCourier, where it flew for 2 hr 15 min. and kicked off the flight test program.)

JAXA、国際宇宙ステーションへ “こうのとり” HTV-9を打ち上げ

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JAXAは、種子島宇宙センターからH-IIロケット9号機で、5月21日(木)午前2時30分に国際宇宙ステーション・ISSに向け、貨物輸送無人機 ”こうのとり” 9号機「HTV-9 」を打ち上げる。”こうのとり“は最大約 6 tonの貨物を搭載でき、一度に複数の大型実験装置を運搬できる。(A Japanese cargo spacecraft loaded with experiment hardware, supplies and spare parts is scheduled to launch from the Tanegashima Space Center at May 21, 2020 local time. JAXA unmanned HTV-9 carries investigations testing a new livestreaming educational tool, microscope and telescope. The HTV able to carries six ton cargo to the ISS.)