投稿者: 松尾 芳郎

都政運営は山下清の絵そっくり。2年が経過した小池知事

本稿は鳥居徹夫氏の寄稿である。小池百合子さんが都知事に選出されて2年が経過した。2106年夏に小池都知事が就任して最初に手がけたのは、舛添要一前知事がすすめていた韓国学校の用地貸与計画を白紙としたことであった。これは新宿区矢来町にあった旧都立「市ケ谷商業高校」の跡地を、待機児童の多い新宿区が保育所の敷地に求めた要望を、こともあろうに舛添前知事が拒絶し韓国学校増設の用地としようとした。

「生産性」のない野党とメディア‼ 杉田水脈「LGBT論文」があぶりだし

本稿は鳥居徹夫氏の寄稿である。杉田水脈(みお)衆議院議員に対し、差別主義者や人権蹂躙と誹謗中傷が、メジャーなマスメディアや野党国会議員などによって、卑劣なキャンペーンが展開されている。総合誌「新潮45」8月号の特集「日本を不幸にする『朝日新聞』という虚構」に掲載された杉田水脈(みお)衆議院議員の論文「LBGT(性的少数者)支援の度が過ぎる」をめぐってである。

「オウム大量死刑」についていろいろ考えてみた

本稿は木村良一氏の寄稿。最初は「ついにやったな」と思ったが、その人数の多さを知って驚き、その後に背筋が寒くなってきた。「オウム大量死刑」執行の感想である。

7月の我が国周辺におけるロシア、中国両海空軍の活動

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統合幕僚監部が発表した7月のロシア、中国、の海空軍が我国周辺で活動した状況は次の7件である。これ以外にも、中国海軍は7月中旬に東支那海で大規模な演習を行った。またロシア軍は択捉島で大規模な軍事演習を実施、さらに択捉島に戦闘機の配備を開始している。ロシア海軍情報管理局ブログ(8月3日)によるとロシア太平洋艦隊の原子力潜水艦「クズバス」は、単独でオホーツク海で敵艦隊を攻撃する演習を行なった。

英国、将来戦闘機「テンペスト」の開発を決定、ファンボロー航空ショー初日に首相、国防相が発表

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英国はこのほど将来戦闘機開発の構想を明らかにし、EUから離脱しても英国は戦闘機開発技術で世界のリーダーの立場を引き続き堅持する、と表明した。英国のガビン・ウイリアムソン国防相は、ファンボロー航空ショーの初日に“双発、デルタ翼、ステルス形状の将来戦闘機[テンペスト]”のモックアップの前で「英国は鉄の意志で完成させる」と言明した。

エアバスとボーイング、それぞれ狭胴機メーカーを傘下に —ファンボロー航空ショーでの民間機トピックス−

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我国でも報じられたが、エアバス、ボーイングは、100席級狭胴型機メーカー、ボンバルデイアおよびエンブラエルとそれぞれ事業を統一することになった。エアバスは、ボンバルデイアから経営難のC Seriesプログラムを無償で引き受け、運営部門を発足した。ボーイングはエンブラエルのE2 Jet部門を有償で受け入れ、事業母体を設立すべく協議中である。

日英共同開発のMBDA「ミーテイア」ミサイルの試射は2023年

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日本製シーカー付きのMBDA空対空ミサイル「ミーテイア」の開発が進んでいる。新ミサイルは「JNAAM」と呼ばれ、試射は英国で2023年に実施される。改良点は、「ミーテイア」が装備する1980年代技術のシーカーを、日本が実用化した2010年代配備開始のAESAレーダーに換装する点である。

イージス艦用レーダー、日米が共同開発へ  —レーダー技術進歩の歴史—

イージスアショアのレーダー

7月6日の日経は「日本と米国が弾道ミサイル防衛を担うイージス艦に搭載する次世代レーダーを共同開発する検討を開始」と報じた。6月に開かれた両国の防衛当局の次官級協議で討議され、年内にも合意、5年後の量産を目指す、と云うもの。次世代レーダーは、我が国の三菱電機や富士通が開発した窒化ガリウム(Ga-N)半導体製の送受信(T/R)素子を使い、従来のガリウム砒素(Ga-As)半導体素子製のレーダーに比べ探知距離が3倍程度に向上する。

NASA、ウエブ宇宙望遠鏡の審査を完了、打上げは2021年3月に確定

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開発が遅れ、コスト上昇に悩む「次世代宇宙望遠鏡ジェームス・ウエブ宇宙望遠鏡(JWST=James Webb Space Telescope)」の打上げが漸く決定した。ジェームス・ウエブ宇宙望遠鏡は、NASAが主導し、欧州宇宙機構(ESA)を含む欧州各國が協力して開発している最新の宇宙望遠鏡である。現在地球周回軌道上で観測を続けている「ハブル宇宙望遠鏡(HST= Hubble Space Telescope)」の後継機と位置付けられている。

ベルV-280 バロー(Valor [勇敢]) の開発、順調に進む

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「ベルV-280 バロー」は、テキストロン傘下のベル・ヘリコプターとロッキード・マーチンが、米陸軍の“将来型垂直離発着機計画(FVL=Future Vertical Lift program) ”向けに開発中のテイルト・ローター機。V-280は、2013年6月にはFVLの“統合多目的技術実証機計画(JMR TD = Joint Multi-Role Technology Demonstrator) ”の一つに選定された。