投稿者: 松尾 芳郎

RR、 ウルトラファン用パワー・ギアボックス( PGB )の試験を開始

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ロールスロイス(RR)が2025年の完成を目指し開発を進める“ウルトラファン(UltraFan)” は、「ファン・バイパス比」が「15:1」にもなる。これでTrent 700エンジン対比で燃費、排ガスをそれぞれ25%減らせる予定だ。

「臓器移植法の施行から20年」 どうしたらドナー増やせるのか

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臓器移植法が施行されて来年でちょうど、20年を迎える。ドナー(臓器提供者)とその臓器がないと自らの命を維持できないレシピエント(患者)とを結び付けて支えるのが、臓器移植法だ。しかし20年が経過するというのに日本のドナーの数は、世界で最低だ。臓器移植という高度な医療技術があるのにドナー不足で患者が救えない。日本はどうしたらドナーを増やせるのだろうか。

DARPA、副操縦士の無人化を目指す

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最近の無人機の技術の進歩で、パイロットは将来不要になるかと言われている。しかしDARPA (国防高等研究計画局/Defense Advanced Research Projects Agency) は、自動化で如何に現在のパイロットの負荷を減らし、安全性を向上できるか、の研究を始めている。

ロシア軍、日本周辺で異常な行動—我国の領土返還要求を牽制

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統合幕僚監部発表 (28-11-22および28-11-18) 、インターファックス通信、ロシア海軍ニュースなどによると、我が国周辺におけるロシア軍の行動が異常なほど活発化している。これは近日開催予定の日露首脳会談を睨んだ行動と関係筋は受け止めている。

NASAのジェームス・ウエブ宇宙望遠鏡、完成近づく

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NASA(米航空宇宙局)が20年の歳月と87億ドル(約9,100億円)を投じて作るジェームス・ウエブ宇宙望遠鏡(JWST = James Webb Space Telescope) がいよいよ完成に近づいてきた。現在活動中のハブル宇宙望遠鏡 (HST = Hubble Space Telescope)と違って、一旦打ち上げた後は一切整備しない。

アメリカンB767、10月28日シカゴでエンジン大破—続報

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乗客161人、乗員9名が乗るアメリカン・ボーイング767-300型機[N345AN] AA-383便が、午後2時50分にシカゴ・オヘア空港(Chicago O’Hare Airport)からマイアミに向け離陸中、右翼から出火、離陸中断した件は先に(2016-11-04)報じた通り。

その後11月4日のThe Aviation Heraldは、“NTSBからの追加発表”として次のように報じている。

2016年中国珠海航空ショー

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今年(2016年)中国唯一の航空ショーは、11月1日から同6日まで南部の広東省珠海で開催された。軍用機からビジネス機まで約130機が展示され、総面積82,000 m2に達する9箇所の室内展示場を埋め尽くした。外国からはロシア、ウクライナ、フランス、チェコスロバキア、それにアメリカ、カナダからも出品があった。ロシア空軍からは曲技飛行チーム”Russian Knights”がSu-27戦闘機 9機で、また、イギリス空軍からは“Red Arrow”曲技飛行チームがBAE Hawk T-1練習機9機で参加した。

中国・ロシアの海空軍、日米合同演習を睨み活発な動き

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防衛省統合幕僚監部から中国、ロシア両軍の我国周辺における活動が活発化していることについて、以下の通り5件の発表があった。これらは折から実施中の「日米共同統合演習(実動演習)・Keen Sword 17/28 FTX」に合わせた動きで、演習の偵察あるいは妨害と見られる。

映画「ハドソン川の奇跡」コンピューター万能の時代だからこそ人間の尊さ忘れまい

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この秋に公開された映画「ハドソン川の奇跡」(監督クリント・イーストウッド、主演トム・ハンクス)は、ベテラン機長のとっさの判断の正しさを改めて証明した物語である。