投稿者: 松尾 芳郎

中国空軍大型輸送機Y-20を受領、調達目標は1,000機!以上

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中国空軍(PLAAF=People’s Liberation Army Air Force)は、2016年7月6日に中国国営航空機工業(AVIC)の西安航空機が作る大型輸送機「Y-20」2機を公式に受領した。航空宇宙専門誌”HIS Jane”によると、AVIC大型機開発担当主席Zhu Wian氏は「中国空軍は将来「Y-20」を1,000機!必要とするだろう」と言明したという。

F-35ステルス戦闘機における英国の役割

空自向けF-35A

F-35ライトニングIIは、単座、単発、ステルス設計の多目的戦闘機。2006年12月の初飛行以来開発を続け、2015年9月に最初のF-35飛行中隊(34th Fighter Squadron, Hill AFB, Utah)が発足した。F-35プログラムは、原型機X-35Bが初飛行した2001年以来15年が経過した今、待望の実用化が始まり、英国には最初の3機のF-35Bが6月末に引き渡された。F-35の開発には英国の果たした役割は大きい。

第2ステージに入った「民共合作」 ―共産党に『ノー』と言えない民進党—

第24回参議院選挙は、自民党が追加公認を含め56議席と、改選となる(6年前の)50議席を上回ったが、単独過半数の57議席には届かなかった。民進党は32議席と改選45議席から後退した。しかし3年前の2013年からみると、自民党は65議席より10議席近く減らし、民進党は2013年参院選の17議席のほぼ倍増である。

ESAero、NASA向けに電気推進式の輸送機を提案

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電気推進で走る自動車はすでに市場でその地位を確保しているが、航空機ではこれからだ。ジェットエンジンが出現した初期の頃のジェットは出力が小さく燃料をがぶ飲みする代物だった。電気推進の航空機も現在はごく初期の段階で、その将来を疑問視する向きもあるが、努力を重ねることで道が開けてくる。以下はNASAが主導し、それに参加して電動推進機の開発に取り組むベンチャー企業「ESAero (Empirical Systems Aerospace)社」の紹介である。

平成28年度第1四半期の対中国機スクランブルが急増

F-15那覇基地で緊急発進

今回の発表は極めて異例で、これまでは年1回の発表であったのが僅か3ヶ月の経過で発表となったのは、それだけ中国軍の我国周辺での活動が急激に活発化していることへの警鐘と受け止められている。このまま推移すれば、我国は遠からず小説「カエルの楽園」の国と同じ運命を辿ることになりそうだ。

NASAの木星探査機「ジュノー」が木星周回軌道に到着

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NASAの木星探査機「ジュノー」ミッションは、5年前の2011年8月5日にケープカナベラルから打ち上げられ、当初の計画通り2016年7月4日に木星の北極と南極を回る軌道に入ることに成功した。これから太陽系で最大の惑星である木星を1年半かけて内部構造や磁場などを調査する。

「山の日」によせて 人はなぜ、山に登るのだろうか

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今年の8月11日は第1回目の「山の日」である。これで年間の祝日は16日に増えた。日本の登山人口は1000万人を超すといわれる。中高年だけではなく、登山は若い女性の間でも大きなブームとなり、数年前には山ガールという言葉まで生まれた。人はなぜ、山に登るのだろうか。来月の山の日を前に考えてみた。

本格化する米空軍の第6世代エンジン開発[ GE 対 P&W ]

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米空軍はGE及びP&Wの両社と「アダプテイブ・サイクル技術(adaptive cycle technology) 」を使う次世代型エンジンの開発契約を結んだ。これは第6世代エンジンの発注を考慮した契約で、現在のF-35戦闘機のエンジンP&W F135の将来の更新に選ばれる可能性を含んでいる。

ロシア海軍IL-38型哨戒機、連日本州の三陸海岸沖を飛行

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防衛省統合幕僚監部によれば6月27日と同28日にロシア海軍の対潜哨戒機IL-38型機2機ずつが本州三陸海岸沖の空域に接近、情報収集を行った。いずれの場合も空自戦闘機が発進、警戒に当たり、領空侵犯を防いだ。

「イルクートMC-21」、エアバス・ボーイングの独占市場に参入

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「イルクートMC-21」は、双発、150-212席の中長距離用のロシア製狭胴型旅客機である。ロシアの国営航空機企業UAC (United Aircraft Corp)傘下のイルクート(Irkut)社が製作する。英語名は「MS-21」、ロシア語では「MC-21」と呼ぶ。これは“Magistralny Samolyot 21 veka”、つまり”Airliner of the 21st Century(21世紀の旅客機)”の意味で、世界市場に打って出ようという意気込みを込めた名前になっている。