投稿者: 松尾 芳郎

欧州製「ミーテイア」空対空ミサイルに日本製シーカーを搭載

meteor

英国主体で開発した「ミーテイア」空対空長距離ミサイルの改良型に、日本の技術が採用される模様。日本が供与するのは「AAM-4B」に装備する”窒化ガリウム”素子技術で作るAESAレーダー。

エアバスA330neoに装備するRR「トレント7000」エンジンとは

RR Trent7000

新しいボーイング787用に開発中の[Trent 1000-TEN]と、エアバスの新型機A350用の[Trent XWB]の技術を組込んだロールスロイス7番目の大型エンジンは「Trent 7000」と呼ばれる。「Trent 7000」はエアバスの新造機A330neoに搭載決定済み。現用のA330のエンジンが[Trent 700]なので、その後継を意味し「Trent 7000」と名付けられたらしい。

MH17便を撃墜したBukミサイルの能力

Reuters

「親露派幹部の1人で「ボストーク軍団(Vostok Battalionn)」を率いる”アレキサンダー・コダコフスキー(Alex Khodakovsky)”氏が、24日ロイター通信のインタビューに答えて[我々がロシア供与のミサイルでMH17便を撃墜した。ウクライナ政府軍戦闘機が近くを飛行していたのが誘因だ]と語った」

MH17便撃墜、ロシア供与のBukミサイルを使い親露派軍が実行?

市街地のBukミサイル

英国のフィナンシャル・タイムス(FT)は、3台のBuk M1がロシアからウクライナ東部に持ち込まれ、親露派グループに引渡された明確な証拠があると報じた。1台はスコドルスク(Sukhodolsk)近くで7月17日午前1時までにウクライナ東部に搬入され、他の2台はロシアが占領したクリミア(Crimea)半島に持ち込まれた、と報じた。

ボーイング、787-9垂直尾翼に層流制御機構を組込む

BPAS4

ボーイングでは、787-9の燃費性能向上のため、尾翼前縁に「ハイブリッド層流制御機構(HLFC=hybrid laminar flow control)」を取付け、試験を行って来たが、性能が確認されたため新しい787-9型機に採用を決めた。

復活したイースタン航空、三菱MRJ「確定20機+オプション20機」購入の覚書を締結

三菱航空機提供

マイアミに本拠を置く新規航空会社「イースタン航空グループ」は、今年のファンボロー航空ショーで、三菱航空機との間で、MRJ90型機を確定20機プラス発注権利付き20機、を注文する覚書(MOU=memorandum of understanding)を取り交わした。(2014-07-14)

F-35、ファンボロー航空ショウ・英空軍タトーでの展示飛行は中止

待機中のF-35B

クリストファー・ボグデン(Christopher Bogdan)空軍中将は7月10日、英空軍タトーが行われる英空軍のフェアフォード基地で「ここでF-35の展示飛行を50回ほど行う予定だったが、残念ながら実施できそうもない。」と語った。

日本国憲法の改正を急げ ―ポスト集団的自衛権の最大課題

安倍内閣は7月1日の閣議で、集団的自衛権に関する憲法解釈を是正する決定をした。尖閣諸島等をめぐり、事態は切迫しているが、日本国憲法の改正に時間がかかるがゆえの緊急避難措置である。他国は、憲法に国軍の存在を明記しているので、集団的自衛権をめぐるこんな神学論争はない。

F-35エンジン火災の原因が判明、飛行停止は解除、しかしファンボロー展示は間に合うか?

F-35A AF-03

去る6月23日にエグリン(Eglin)空軍基地を離陸しようとしたF-35A「AF-27」が、離陸直前に後部胴体に火災を発生、乗員は脱出し無事だったが機体が焼損する事故が発生した。このため、7月3日からF-35は全機飛行停止となり、開催中の英国ファンボロー航空ショウでの飛行展示は中止を余儀なくされた。

先進技術実証機「ATD-X」が完成、地上試験を開始

ATDX14-05-08

防衛相技術研究本部が数日前に発表した最新のニュース「先進技術実証機の現況」によると、“三菱重工小牧南工場で製造中の先進技術実証機の機体塗装が終了し、現在各種の地上試験等を実施中”と云う。