投稿者: 松尾 芳郎

“ニュー・ホライゾンズ”、冥王星探査後にカイパーベルトへ進む

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NASAの冥王星探査機「ニュー・ホライゾンズ」の担当チームでは、冥王星探査後の活用策として、カイパーベルトの探査を検討中だが、そのために「ハブル(Hubble)宇宙望遠鏡」の使用を希望している。

「A320neo」秋に初飛行、続いて“A320neo プラス”の検討へ

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A320neoの1号機は間もなく完成、今年(2014)10月に初飛行を予定、就航は2016年春の予定を早めて2015年10月と発表している。これを受けてエアバスの関心事は、A320neoのアビオニクス、キャビン、その他のシステム改良にシフトし、2020年以降にも競争力を確保すべく検討を始めた。

JAXA・三菱の次期基幹ロケット”H-X”を 2021年に打上げ

JAXAが検討中の次期基幹ロケットH-X計画が実現に向けて加速してきた。かねてから現在の基幹ロケットH-IIAおよびH-IIBの後継機としてH-Xの開発が検討されてきたが、JAXAは今年3月に、H-Xの設計、開発、製造、および打上げ業務の担当として三菱重工を主契約に選定した。

「建設的野党とは何なのか?」<その2>

さる5月1日に開かれた「新しい憲法制定推進大会」では、自民党、民主党、日本維新の会、公明党、みんなの党、結いの党が出席し、それぞれの代表が挨拶を行った。

憲法改正に関わる国民投票法改正案(18歳からの投票に法整備など)が与野党合意し、連休明けの8日に全政党の賛成で衆議院を通過、参議院に送付され通常国会での成立は確実である。

 STAP細胞問題 社会常識の欠如が生んだ病だ

東京療院・医療シンポジウム

何がSTAP(スタップ)細胞の論文不正問題を引き起こしたのだろうか。背後に潜んでいるものは何なのか。新聞やテレビは研究費獲得のための行き過ぎた成果主義や、研究者に対する倫理教育の欠如などを指摘している。それはそれでその通りだとは思うのだが、STAP細胞問題を自分なりに考えていくと、医療事故で大学病院を取材したときに感じたのと同じ思いにぶち当たる。

ジャムコ、A380型機の垂直尾翼縦通材完成品の供給契約を締結

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ジャムコはエアバス社に対し、A300、A310、A320系列機、A330、A340、そしてA380用の垂直尾翼用ストリンガーを供給して来たが、この内A380用ストリンガーは、納入後にエアバス側で追加の加工が必要だった。今回の契約で完成品のストリンガーが、2014年末より垂直尾翼を製造するドイツ、シュターデ工場に供給されることになり、追加加工は不要となる。

STAP細胞騒動の教訓 疑うことを忘れるな

東京療院・医療シンポジウム

大逆転した「STAP細胞」のニュースについては、報道に携わる者として反省しなければならない。はなから生命科学の常識を覆す大発見だと信じて疑わず、それを証明する論文の杜撰さを少しも見抜けなかったからだ。

国会議員歳費の2割削減が終了

4月末で期限切れになる国会議員(定数は480人、参院242人)の歳費の2割カットが継続となるかどうかが注目されていたが、元に戻ることになった。「議員歳費、また満額に 復興進まぬ中で『身を切る改革』終了」である。

NASA、地球サイズの“生命存在の可能性ある星“を初めて発見

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NASAが今月(2014-04-17)に発表したところによると、NASAのケプラー宇宙望遠鏡を使い恒星周辺の惑星の探索中に、初めて地球サイズの“生命存在の可能性ある星”(Habitable Zone)を発見した。この惑星は”ケプラー186f”と名付けられ、銀河系恒星の70%を占めるごく普通の赤色矮星(M dwarf)を主星とし、その回りを周回している。