カテゴリー: 航空と宇宙

インド海軍向け飛行艇US-2iが正式契約へ、防衛装備輸出の第一号

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インドは、我国の海上自衛隊が使用中の救難飛行艇US-2を購入すべくかねてから検討を進めてきたが、このほど契約に向けての最終段階に入った。これで日本とインドの関係は一層緊密になるだろう。両国は共に最近の中国の台頭に不安を抱いており、今回の飛行艇購入で、他の日本製防衛装備品の導入にも道が開けると見られる。

演習終了の中国艦艇、鹿児島県屋久島と奄美大島間を通過、東シナ海へ向かう

護衛艦せんだい

防衛省統合幕僚監部3月2日発表によれば、去る2月13日(金)沖縄本島と宮古島海域を東進し太平洋に進出した中国艦艇は、射撃訓練を修了して、今度は鹿児島県屋久島と同奄美大島間の海峡を通り東シナ海方面に帰投した。

NASA、小惑星の軌道変更ミッションを計画

小惑星帯

NASAでは、2030年代に予定している火星有人探査の前段階として「小惑星の軌道変更作戦」(ARM=Asteroid Redirect Mission)を計画している。ARMとは、火星軌道の外側にある小惑星帯の中の小惑星を捕まえ、月を周回する軌道に移し、そこに宇宙飛行士がオライオン宇宙船で着陸してサンプルを採取する、と云うミッション。

パイロット不足への対処策–大学での養成増が急務

Longacres Simulator

我国と同様、海外でもパイロット不足が問題化しているが、中でも航空先進国アメリカではその規模が大きい。アメリカでは国立のパイロット養成機関は無く、軍からの移籍を除けば、ほぼ全てを大学など民間の養成機関に頼っている。

中国海軍艦艇と情報収集機Y-9が相次いで沖縄本島–宮古島間を通過

ソブレメンヌイII級駆逐艦138

防衛省統合幕僚監部の発表(2015-02-13, -14, -15)によると、2月13日(金)正午頃海上自衛隊大湊基地第15護衛隊護衛艦「はまぎり」と第1航空群鹿屋基地所属のP-3C哨戒機が沖縄本島–宮古島間の海峡を東シナ海から太平洋に航行する中国艦艇を発見した。海峡を通過したのはソブレメンヌイII級ミサイル駆逐艦1隻とジャンカイII級フリゲート1隻。また、続いて14日と15日には同海峡を往復する情報収集機Y-9それぞれ1機ずつを発見した。

成長著しい湾岸航空3社をめぐる話題

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先日日経に「ドバイ空港、旅客数世界一に」とする記事で、湾岸地区の航空会社が急成長中と報じたが、多少の補足をする。成長が著しいのは、“湾岸の3大航空会社”アラブ首長国連邦(UAE=United Arab Emirates)のエミレーツとエチハド航空、それにカタールのカタール航空だ。今や既存の大航空会社を脅かす存在になりつつある。

台湾トランス・アジア航空ATR 72の事故

ATR72-600-TransAsia

トランス・アジア航空ATR 72-600型機、台北の松山(Taipei-Sung Shan)空港から金門島行きFlight GE235は、離陸後台北近郊の基隆河に掛かる高架道路に接触、河に墜落した。乗員乗客58名中40名が死亡、15名の負傷が確認され、不明は3名となっている。

ロシア空軍の電子情報収集機、連日のように我国周辺に飛来

2:7 Il-20航跡

防衛省統合幕僚監部によると(2015-02-07)、ロシア空軍の電子情報収集機Il-20が前日に続いて我国の北方領土である択捉–国後両島間の領空を通過し、本州三陸沖に飛来、同じ航路を引き返した。航空自衛隊戦闘機が緊急発進、本州領空への侵入を阻止した。

ロシア軍機、我国領空に接近・侵犯したため空自戦闘機が緊急発進

露軍機2月5日

防衛省統合幕僚監部によると(2015-02-05)、ロシア空軍の電子戦情報収集機IL-20型機1機と、同じく海軍の対潜哨戒機IL-38型機2機が相次いで我国に接近したため、空自戦闘機が緊急発進し対応した。

ロシア海軍艦艇、対馬海峡を南下

ウダロイ1級548

防衛省統合幕僚監部によると(2015-02-05)、ロシア太平洋艦隊所属と思われる艦艇3隻が、5日午前6時頃上対馬の北東約75kmの海域を南西に航行するのを、海上自衛隊第1航空群(鹿屋基地)所属のP-3C哨戒機が発見した。