航空と宇宙

中国、ボーイングとB737MAX、200機購入で合意。米中関係改善のシグナル?

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ボーイングが省エネ性能を一層改善した次世代狭胴型機(単通路)、B737MAXの大量売り込みに成功した事が明らかになった。ロイター通信が”特ダネ”として10月25日、報じた。インドの有力経済紙も同内容のニュースを後追いした。契約は購入の意思を明確にするコミットメント契約で総額207億ドル(公表機体価格換算)に達する。

ボーイング、2013年第3四半期の業績公表

次世代広胴型旅客機、B787『ドリームライナー』の増産体制が軌道に乗り、ボーイング社の業績に弾みがつき出した。同社が10月23日、公表した2013年第3四半期の業績で分かった。民間航空機部門が快調でB787型機を中心に合計131機を納入、対前年同期比売り上げを1割増やしたという。その一方で『向こう数年間にB787型機の増産強化で50億ドルの追加投資を見込み、既に開発段階で投じた200億ドル強の投資』(シアトル・タイムズ紙)と合わせ採算ベースに乗せるには更なる受注獲得が不可避だろう。

ロールスロイス、複合材(CFRP)ファンブレードを復活

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米国GEと並ぶ英国のエンジンメーカー、ロールスロイス(RR=Rolls Royce)社は、40年前にファンブレードを複合材で作ることを試みたが、不成功に終わっていた。一方GEは、777用のエンジンで複合材製ファンブレードの実用化に成功(1995年)した。大きく差を付けられたRRは、巻き返しを図るべく再び複合材ブレード開発に努めている。以下はその現状である。

英・スコットランド上空でジャンボ機同士が異常接近。管制指示を誤解

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合わせて1千人近い乗客、乗員が搭乗していたジャンボ機同士が英国北部、スコットランド上空で去る6月、異常接近(ニアミス)に巻き込まれた事が明らかになった。民間航空局付属の『英・異常接近調査委員会』(UK airprox board)が公表した報告書で明らかになった。欧州のメディアがこのほど大々的に報じた。最接近時の間隔は高度差30㍍だったという。双方のパイロットが衝突回避の管制指示を誤解、逆に危険な事態に陥ったという。

B737-800型機20機、アルゼンチン国営航空購入

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ボーイング、アルゼンチン国営航空両社は10月21日、B737-800型機、20機の購入契約で合意した。直前のメキシコ最大のLCC、『ビバ・アエロバス』への売り込み敗北にボ社として一矢を報いた。同型機はB737型最新シリーズ、NGに属し省エネ性能がセールスポイント。

日本市場で5割のシェア獲得目指す。エアバス向こう20~25年の戦略目標示す

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エアバスが日本市場での将来のシェア獲得目標でボーイングと対等の地位を目指している事が明らかになった。日経新聞主催の『第15回世界経済人会議』の講演で表明したと有力経済メディア、『ブルンバーグ』が報じた。それによると、20~25年後にはエアバスのマーケット・シェア(市場占有率)を5割に引き上げる戦略目標を示した。

エアバス、中南米市場で最大の旅客機契約を獲得

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メキシコ最大のLCC(格安航空会社)、『ビバ・アエロバス』、エアバス両社は10月21日、エアバスから次世代中型機A320neoシリーズなど52機を購入する契約に調印したと発表した。契約総額は公表機体価格換算で51億ドル。エアバスが中南米市場で獲得した契約としては過去最大。使用中のボーイングB737クラシックの後継機。米国の裏庭、メキシコ市場でボーイングは大型契約獲得競争でライバルに屈した格好だ。

ボーイングにカムバック?アラン・ムラリー(フォードCEO)の去就に注目

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民間航空機のメッカ、米・シアトルでフォードCEO、アラン・ムラリー(68)の去就に視線が集中しいている。来年、フォード社の役員任期切れで、その後引く手あまたのビッグ・ビジネスの誘いを何処に定めるのか。コンピューター・ソフトウェアの最大手、マイクロソフトに向かうのか。それともボーイングの有力株主の間で渦巻く、”古巣”ボーイングに復活するのか。米国の有力メディアもムラリーの今後の動静に、一時たりとも取材体制を緩めていない。