カテゴリー: 航空と宇宙

新しい超軽量電動スポーツ機、法律未整備で型式証明が遅延

Pipistrel-WATTsUp

「ピピストレル航空機(Pipistrel Aircraft)」社が開発した初等訓練用の電動モーター機が今年8月12日に初飛行に成功した。これは「ピピストレル・ワッツアップ(Pipistrel “WATTsUP”) と呼ばれ、去る8月30日フランスの“サロン・デ・ブロー(Salon de Bloi)”航空ショーで公開された。

NASA、太陽の近傍に新たな褐色矮星を発見

新褐色矮星

NASAは、「広域赤外線探査衛星(WISE=Wide-field Infrared Survey Explorer)」と「スピッツアー(Spitzer)赤外線宇宙望遠鏡」を使い、これまでで最も低温の「褐色矮星(brown dwarf)」を発見した。この天体の北極の温度は地球のと同じ位低い。

次世代戦闘攻撃機F-35火災、原因究明と対策

f35製造

去る6月23日、米空軍の次世代戦闘攻撃機F-35Aが離陸準備中にエンジン火災を起こし、これが原因でF-35は13日間飛行停止となり、飛行再開後も厳しい制限付きで試験が行われてきた。このほどその原因が、F-35統合計画局長クリス・ボグデン(Christopher Bogdan)空軍中将から明らかにされた。

デハビランド・カナダDHC-6ツイン・オッターが復活

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デハビランド・カナダ製DHC-6ツイン・オッターは19席の短距離離着陸(STOL)性能を持つ汎用機で、1965年から1988年に掛けて850機ほど生産された。その後生産は20年間中断していたが、2008年から製造権を買取ったバイキング・エアの手で改良型の”-400”の生産が再開されている。

日本航空、三菱MRJリージョナル機32機を確定発注

三菱MRJ:JAL

三菱航空機と日本航空は8月28日共同で「日本航空が国産小型旅客機“三菱MRJ”を32機確定発注した」と発表した。「世界に冠たる日本のエアラインからの受注は、諸外国にもMRJが優れた航空機だと云う裏付けになる」江川会長談。

ロールスロイス、新型エンジンの開発計画を発表

RR 複合材ファン

ロールスロイスは今年の始めに、次世代型ターボファンの2030年までの開発構想を公表した。その詳細を明らかにした。2段階に分かれ、「アドバンス」ではコアが変り、「ウルトラファン」ではこれまでの3軸式が2軸式になる。

航空作戦能力を持つ大型強襲揚陸艦の導入へ

おおすみ

小野寺五典防衛相は7月7日(米西海岸時間)、米海軍サンデイゴ基地を訪れ、強襲揚陸艦「マキン・アイランド(Makin Island)」を視察、離島奪回作戦で使う新型艦の導入を本格的に検討する意向を明らかにした。