核攻撃任務を司る米・戦略軍の最高幹部、カジノ不祥事で捜査対象に by 松尾 芳郎 • 2013年9月30日 • 核攻撃任務を司る米・戦略軍の最高幹部、カジノ不祥事で捜査対象に はコメントを受け付けていません 核攻撃任務を司る米・戦略軍(USSTRATCOM)の最高幹部がカジノ関連の不祥事に巻き込まれ捜査対象になっている事が明らかになった。米国の有力メディアが先週末、一斉に報じた。問題の高官はNo2の地位にあったが、不祥事発覚後、地位を剥奪されたという。軍当局は捜査中だとして事実の公表を控えている。米軍のトップグループに属する制服組が捜査対象となるのは極めて異例。米軍の核関連部隊では最近、規律の乱れが相次いで報じられており、今回の軍高官のスキャンダル表面化も合わせ気がかりだ。 Read more →
海上自衛隊、次期対潜哨戒機(P-1)10月飛行再開へ by 松尾 芳郎 • 2013年9月29日 • 海上自衛隊、次期対潜哨戒機(P-1)10月飛行再開へ はコメントを受け付けていません 飛行中の”全エンジン停止”という想定外のトラブルで飛行を停止していた海上自衛隊、次期対潜哨戒機(P-1)の飛行再開が決まった。10月から実施する。防衛省が原因を特定、部分改修でフライト再開に安全上問題ないと判断した。同型機の今後の導入は予定通り行なう。中国海軍が初めてSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)装備の新型原潜で来年から太平洋を作戦海域に本格的核の哨戒行動を起こすという。海上自衛隊の次世代哨戒機の実戦配備の加速は日米共同のハンターキラー作戦遂行で重要な役割を担う。 Read more →
米国防総省、海軍などの空中給油サービス業務を民間企業に委託 by 松尾 芳郎 • 2013年9月28日 • 米国防総省、海軍などの空中給油サービス業務を民間企業に委託 はコメントを受け付けていません Defense Industry Daily(2013-09-25)によると、米国防総省は海軍、国防省内の他部門、その他の政府機関、他国への航空機売却、等の場合に使う空中給油業務を「オメガ空中給油サービス」社に委託することを決め、総額3,060万㌦の契約を結んだ。 Read more →
F-16『ファイティング・ファルコン』完全無人機、初飛行に成功。米空軍、ボーイング共同開発 by 松尾 芳郎 • 2013年9月25日 • F-16『ファイティング・ファルコン』完全無人機、初飛行に成功。米空軍、ボーイング共同開発 はコメントを受け付けていません F-16『ファイティング・ファルコン』戦闘機が完全無人の初飛行に成功した。米空軍、ボーイング社が同時公表した。世界の空軍では、F-22『ラプター』、F-35『ライトニングⅡ』に代表される第5世代戦闘機に時々刻々、転換中で無人空中標的機にそれに見合う性能の機種が求められてきた。今回実用化したF-16型機を母体にした、QF-16型機は第一線の訓練ニーズに応えるとされ、向こう20年間使用する。 Read more →
我国のミサイル防衛[BMD]は3段構えに by 松尾 芳郎 • 2013年9月23日 • 我国のミサイル防衛[BMD]は3段構えに はコメントを受け付けていません 2013-09-17の日経新聞は「防衛省は2014年度予算に、近隣国からの弾道ミサイル脅威に対抗するため新たにTHAAD導入のための調査費を計上することを決めた」と報じた。「THAAD」とは、[Terminal High Altitude Area Defense missile system]の略で「ターミナル高高度防衛ミサイル・システム」と呼ばれている。 これまでの我国の弾道ミサイル防衛[BMD]は、平成20年(2005)3月公表の防衛省計画に基ずき整備が行われ、平成24年(2012)に完了している。しかしこれでは近隣国の脅威に対抗するには不十分と云うもの。 Read more →
4メガトンの水爆が暴発寸前。1961年、B-52型機墜落事故の真実 by 松尾 芳郎 • 2013年9月21日 • 4メガトンの水爆が暴発寸前。1961年、B-52型機墜落事故の真実 はコメントを受け付けていません 広島原爆の260倍の破壊力を有する水爆が、搭載した米空軍戦略爆撃機(B-52)の墜落事故で暴発寸前だったことが明らかになった。英国の有力紙『ガァーデアン』が9月20日、”特ダネ”扱いで報じた。欧米の大手メディアも重大な核事故として一斉に追随報道した。起爆装置のうち最後の一個が不作動で核爆発が寸前で食い止められたという。最悪の場合、ニューヨーク、ワシントン、フィラデルフィア、ボルティモアの米東海岸、人口稠密地帯を放射能雲が襲い、数百万人の市民が巻き添えで生命の危機に直面したとしている。 Read more →
露、巡航ミサイル原潜火災事故で刑事責任追及へ。核汚染は皆無だったが15人が負傷(続報) by 松尾 芳郎 • 2013年9月17日 • 露、巡航ミサイル原潜火災事故で刑事責任追及へ。核汚染は皆無だったが15人が負傷(続報) はコメントを受け付けていません 路・沿海州のウラジオストック近くの造船所で、9月16日起きた巡航ミサイル原子力潜水艦の火災事故で、ロシア政府が事故原因究明と刑事責任追及へ向け動き出した。ノーボスチ通信が報じた。火災事故そのものは核汚染等の事態に至らず、ことなきを得た。消火作業の段階で15人が一酸化中毒で病院に運ばれ治療を受けたという。セルゲイ・ショイグ国防相は『火災の原因は(同潜水艦)修理作業の安全管理に問題があったと』と厳しく批判した。刑事責任追及を含めた政府の委員会が今後、現地で捜査のメスを入れるが国内関連法では最高4年の収監の規定がある。 Read more →
露、巡航ミサイル原潜で火災事故。ウラジオ近郊の造船所で修理中 by 松尾 芳郎 • 2013年9月16日 • 露、巡航ミサイル原潜で火災事故。ウラジオ近郊の造船所で修理中 はコメントを受け付けていません 露海軍の巡航ミサイル搭載、原子力潜水艦『トムスク』(最大排水量、19,400トン)で9月16日、朝、火災事故が発生した。イタル・タス、ノーボスチ通信等、ロシアのメディアが一斉に報じた。欧米の有力メディアも直ちに転電した。最新の情報では海軍、非常事態省の緊急消防隊が急行し、ほぼ制圧した模様だ。 Read more →
インド、2回目のICBM発射実験成功。完全な核・ICBMクラブ入り達成 by 松尾 芳郎 • 2013年9月15日 • インド、2回目のICBM発射実験成功。完全な核・ICBMクラブ入り達成 はコメントを受け付けていません インドが国産技術で開発した、ICBM『アグニ5(AgniⅤ)』の第2回目の発射実験に成功した。NDTV、ヒンドスタン・タイムズ等インドのメディアが9月15日、一斉に報じた。予定した5,000キロのコースを飛翔し、実験は完全な成功だったと言う。同ミサイルは2015年迄に実戦配備につき、中国への核抑止力として北京への睨みを利かせる。インドは核弾頭の小型化も果たしており、今回ICBMの性能を実証したことで米、ロ、英、仏、中に続く完全な核・ICBMクラブ入りを達成した。中国国営の新華社通信はインドのICBM実験成功の事実報道だけにとどめた。 Read more →
尖閣列島に接近の無人機は中国空軍"翼龍(プテロダクティル)"と断定 by 松尾 芳郎 • 2013年9月15日 • 尖閣列島に接近の無人機は中国空軍"翼龍(プテロダクティル)"と断定 はコメントを受け付けていません 尖閣列島に接近し、航空自衛隊が初めて遭遇した無人機は中国空軍の”翼龍(プテロダクティル)”と断定された。在京国際軍事筋が明らかにした。香港の有力メディア『亜州週間』はすでに該当機が”翼龍”だったとの軍事専門家の見解を伝えた。同機は航続距離、隠密性、遠隔操作での攻撃能力を持つ可能性が強い。日本の南西諸島周辺での新たな脅威出現で、航空自衛隊はスクランブル(緊急発進)体制等、見直しを急ぐ。 Read more →