中国軍機、二日連続で沖縄列島を通過し太平洋に進出

7日の中国機航跡

統合幕僚監部の発表(平成26年 12月7日)によると、中国軍機5機が前日に引き続いて沖縄本島–宮古島間の空域を東進し西太平洋に向かい、暫くして反転、再び同空域を通過・西進して東シナ海方面に飛び去った。撮影写真の機体番号から推定して、7日の5機は前日飛来の機体と同じ。現在西太平洋で実施中の中国海軍演習に参加したのは明らかだ。

中国海軍、西太平洋で今年最大の演習を開始

ルージョウ駆逐艦116

4日午後5時頃、海上自衛隊佐世保基地第13護衛隊所属の護衛艦「あさゆき」及び鹿屋基地第1航空群所属のP-3C哨戒機が、屋久島西約140kmの海域を東シナ海から太平洋に向け東進し、大隅海峡を通過する中国艦隊を発見した。これは今年最大の西太平洋上での演習に参加する艦隊の一部。

陸自、島嶼奪回作戦用の水陸両用車にAAV7A1を選定

640px-AAV-7A1_Water

防衛省は、尖閣諸島に対する中国からの脅威に対処するため、体制の強化に取組んできた。陸自西部方面隊に「水陸機動団」を新設し、西部方面隊普通科連隊を基に3個連隊を新編、合計2,000-3,000人規模の編成となる。各連隊にはAAV中隊が配属され、そこで水陸両用車AAV7A1を使用する。

防衛省、「V-22オスプレイ」、「グローバルホーク」、「E2-Dアドバンスド・ホークアイ」の採用を公式発表

安部総理

防衛省は去る11月21日に「お知らせ」で「早期警戒機の機種決定」、「滞空型無人機の機種決定」、および「テイルト・ローター機の機種決定」の発表を行った。一部のマスコミが小さく報道しただけなので、関係する外誌の記事を含めて紹介したい。