私たちは次の感染拡大にどう備えたらいいのだろうか

『流行性感冒』㈪

本稿は木村良一氏の寄稿です。パンデミック(世界的流行)を続ける新型コロナウイルス感染症は今年の秋から来年にかけて日本国内で第2波、第3波の流行を巻き起こすというのが、多くの専門家の見方である。ウイルスの感染力や病原性(毒性)は強まるのか。私たちは新たな感染拡大にどう対応し、どう備えたらいいのだろうか。手元に『流行性感冒』という本がある=写真。新書版より少し大きいサイズで、函(ケース)が付いている。サブタイトルが『「スペイン風邪」大流行の記録』」。

LiDARの開発と応用(第5回) ‐自動車への応用(その2)‐

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2020年1月22日の第1回で紹介した様に、LiDARは、Light Detection and Ranging (光検出と測距)もしくはLaser Imaging Detection and Ranging (レーザー画像検出と測距)の略で、光を用いたリモートセンシング技術の一つである。今回からは、自動車関連分野に関する応用として、自動運転への応用を行っているLiDAR開発企業の状況を紹介する。多くの種類のLiDAR技術が開発され、そのうちの幾つかは商用車に採用されている。LiDARの開発企業は、この数年に立ち上がったスタートアップ企業が多いが、そのうちの何社かは、大手自動車企業と既に提携関係、出資関係を築いている。今回および次回は欧米の海外企業を中心として紹介、最終回に日本および中国の企業の紹介をする予定である。

(As explained in the reports dated January 22, LiDAR, the acronym of Light Detection and Ranging or Laser Imaging Detection and Ranging, is one of remote-sensing technologies applying optics. In this report, LiDAR vendors adopting their technologies to the autonomous driving are introduced. Various types of LiDAR technologies have been developed and some of them have been already deployed to commercial vehicles. Many of LiDAR vendors are start-ups, which initiated their operations within a few years, and some of them have set up relationships with big auto manufactures. US and European vendors are introduced in this report and the next one, and Japanese and Asian vendors in the last one.)

三菱航空機、スペースジェットの試験飛行を中止、生産も中断

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『新型コロナ・ウイルスの蔓延で、航空業界は甚大かつ広範囲な影響を受けており、回復には数年を要すると見込まれる。このような中、三菱を取り巻く事業環境の変化を踏まえ、従来の開発活動から、適切な規模・スピードでM 90の型式証明取得に取り組むべく、組織・活動の見直しを行う。2020年度は、現在の設計を機体レベルで整理・確認すること、および3,900時間を超えた飛行試験データの検証に注力する。

「明治日本の産業革命遺産」情報センターに難癖、歴史捏造の韓国

本稿は、鳥居徹夫氏の寄稿です。「明治日本の産業革命遺産」情報センター(東京都新宿区)が公開された。ユネスコの世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」は、岩手や静岡、長崎や鹿児島など8県11市の23施設にわたる。静岡の韮山反射炉や長崎の軍艦島、福岡の八幡製鉄所など、幕末から明治にかけ近代化を成し遂げた日本の産業資産の歴史的価値が認められた。その対象期間は、ペリー来航の1853年から産業国家として日本がデビューした1910年まで。今回、公開された「産業遺産情報センター」には、対象期間の明治時代と全く異質な昭和19~20(1944~45)年の戦時の軍艦島(長崎市の端島)の展示コーナーがある。それは日本の外務省が、ユネスコ登録が決まる際に、先の大戦の終盤に勤労動員(国民徴用令)や、軍艦島に朝鮮半島出身者がいたことを明示すると約束したためとされる。言うまでもなく、それは世界遺産が対象とする期間ではない。終戦間際の軍艦島は、昭和であって明治ではない。言うまでもなく世界に誇る「明治日本の産業革命遺産」は、人類共通の価値を持つ。韓国のウソのプロパガンダを打ち砕き、正しい歴史と真実を世界に拡散することこそ、今を生きる日本人の任務であり役割である。

ボーイング、飛行停止中の737MAXの生産を再開

737MAXの現況

ボーイングは5月27日水曜日、米国内でワシントン州内の1万人を含む合計12,300人の人員整理を発表したが、同時に737 MAXの生産の再開すると公表した。ボーイング民間航空機部門CEOのスタン・デイール氏は同日の午後従業員を前にして「今日からレントン工場生産ラインの再稼働のための準備を開始する」と言明した。( On May 27th when Boeing announced more than 12,300 jobs cuts in the U.S. including 10,000 of those in Washington State, with push the button on restarting 737 MAX production. Boing Commercial Airplane CEO Stan Deal said “Today, teams in Renton started to worm up the factory’s production line” in a message to employees 27th afternoon.)